奥の細道 第8回(7月21日) 完全踏破に赤信号
前夜遅くまで道に迷って歩き回ったせいか、歩き出してすぐに足が痛くなってくる。
風雨の中を足を引きずりながらトボトボと歩いたが、目標としていた福島にははるかに及ばず、福島市に入った最初の町の松川の駅に息も絶え絶えで辿り着く。
この分では日程どおりに中尊寺まで行くことは絶望的である。日程変更ということも考えられますが、御殿場までの100キロ踏破、東海道五十三次というスケジュールを考えるとそれも難しい。まあ行けるところまで行って、最後は一部ショートカットしてでも、中尊寺まで行くこととしよう。
ところで今回のゴールの松川は第二次世界大戦後の国鉄三大ミステリー事件の1つといわれている松川事件の起きたところである。現場は次の駅の金谷川との間のカーブ地点とのことなので、次回に可能であれば行ってみよう。
奥の細道を目指したこの旅もどうも芭蕉とは関係のない方向に進んでいるような気がしてきました。
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