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2009年11月 4日 (水)

富士山

来年3月に登る予定のネパールのクスムカングルの高所訓練として3日間富士山に行ってきました。軽い気持ちで出かけたのですが、実際はかなり苦労し、またダメージも受けてしまいました。

11/1の新宿発五合目行きのバスはガラガラ。他に登山者はおらず、運動靴で雪の現れる7合目付近で引き返す人が数人いた程度。予定では一日目で頂上まで行くつもりでしたが、8合目に着いたのが4時で、頂上に向かえば真っ暗になってしまうので、小屋の陰でビバーク。その直後から霙まじりの強風となったので、ビバークしたのは正解でした。その晩は久しぶりの高所のせいか、多少息苦しさを感じる。

11/2は頂上までなので、ゆっくりと支度し、9時過ぎに出発したが、吉田口の頂上に着いたのはお昼過ぎとなってしまった。最初にビバークしようとした所は風の吹き抜ける所だったので、別の場所に移動するが、そちらも風が強くなるにつれて、激しく吹き抜けるようになってしまった。まあ一晩だからいいやと、眠りにつくが、ツエルトが激しくはためき、あまりよく眠れなかった。

11/3は良い天気になりましたが、風が強く、気温も氷点下10度を下回ったようである。エアマットの空気の出入口が凍ってしまって空気が出せずにそのまましまった上に濡れてバリバリに凍り付いた寝袋を入れたら、それだけでザックが一杯となってしまい、ツエルトやコッヘルはその場に残置する羽目に。1月にもう一度来て回収しておこう。靴やアイゼンバンドもバリバリに凍り付いたために装着に苦労し、時折、素手になったりしたためか指数本が凍傷になってしまったようである。

頂上から9合目あたりまでは急斜面が続くので、滑落しないように慎重に降りるが、時折襲ってくる突風はこわいものである。8合目あたりまで来れば、傾斜も若干落ちてくるし、まだ夏路の跡がだいぶ残っているので楽になるのであるが、行きに利用した須走寄りの幅の広い下山道を下ろうとしたところ、山頂から吹き下ろしてくる風がその道に集中してくるようで、下手に足を踏み入れたら吹き飛ばされるのは必定である。試しに一歩踏み入れると、案の定、吹き飛ばされたが、前もって目をつけておいた標識に飛びついて、危うく難を逃れる。そこで、この道はあきらめ、もうひとつ東側の尾根道を行くべく、風を避けて慎重に回り込む。そこから先は特に危険な所もなく、途中で下から登ってくる外人の登山者とすれ違う。昨日以来、初めての他パーティーで会うが、装備からみて頂上にはいかないようだ。

7合目の前後でアイゼン、続いてプラブーツも脱いで身軽になる。6合目から5合目バス停まではいつきても長く感じるものの、バス停で飲むビールが楽しみなのだが、今日は店が全部閉まっていて人っ子一人いない。きつねにつままれたような気分でいると、除雪車がやってきて、バスはこないので、これに乗っていけという。雪でスバルラインは途中から通行止めになったそうである。河口湖乗り換えとなったため、多少時間はかかったが、8時過ぎには帰宅できたのでまあまあであったが、凍傷がどの程度なのかが気になるところである。前回の剣の時よりは軽そうであるが、全ての指が大なり小なりダメージを受けているようである。

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