体験クライミング
息子の通っている大学の文化祭の行事として、父母を対象とした「中高年の健康とスポーツ」という講義と希望者は体験クライミングもできるという案内がきていた。初心者向けのクライミング教室に参加するのもどうかなと思ったが、「クライミングシューズを持っている人は持参を」と書いてあったので、経験者の参加も想定しているのかなとも思え、まだ行ったことのない息子の学校の見学がてらに行ってみることにした。
あいにくの台風接近の雨模様の天気でしたが、朝のうちはそれほどでもなかったので、1時間半歩いて学校に着く。講義では早歩きを勧められ、強度の運動は免疫力を低めるとのお話。早歩きは苦手なくせに走り出すと限界近くまで頑張ってしまう自分はやはり体に良くないことをしていることを再認識する。
お昼は息子にお薦めニューを聞いていたので、久しぶりの学食を楽しみにしていたのだが、文化祭の模擬店が予定されていたためか、本日はお休み。そして肝心の模擬店は台風のために中止とのことで、学校近くの飲食店に食べにいく羽目になってしまった。
午後は体育館で体験クライミングの実習である。体育の授業でクライミングもあるとのことで2面のルート壁、2面のボルダー壁の立派なものである。
参加者は20名くらいだったが、経験者は自分一人のようで、デモンストレーターをやらされてしまった。最初は低い壁でロープなしでのボルダリングであったが、最後は希望者だけがロープをつけて行けるところまで行くことになり、まずは私が見本を見せることに。
トップロープ(上の支点からロープで確保されて登ること)で墜落の危険はないので中級ルートであるイレブン台を登って見たかったが、衆人環視の中で落ちるわけにはいかないので、絶対落ちないはずの10Cのグレード(初中級)を登る。ルートを登るのは久しぶりであるが、このくらいのグレードだと、昔とったなんとやらで、余裕をもって登り切れる。完登して下に降りると、皆さんの拍手を浴びて気恥ずかしい思いをしてしまう。
終了予定時間の3時となり、まだ登りたい人は登っていいとのことであったが、台風接近で天気がますます悪くなりそうなので、帰りは電車に乗って家路へと急いだ。
| 固定リンク
「フリークライミング」カテゴリの記事
- ブログ開始前の山行記録アップ(2020.08.02)
- ボルダリングの隆盛に隔世の感あり(2018.06.05)
- 久々のジム(2016.01.28)
- リハビリ・クライミング(2015.03.06)
- 梅祭り前の湯河原幕岩(2015.02.04)
コメント