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2011年1月 3日 (月)

中山道の旅もようやく木曽路へ

久しぶりの中山道であった。

まだ夜明け前の下諏訪駅で下車し、中山道・甲州街道合流点まで戻ってから塩尻峠に向かう。途中、旧道への分岐点を見落として国道を行き過ぎたが、気付いて戻る。旧道は雪に覆われていて多少歩きにくいが、車両通行止めなので、その分は歩きやすくなっている。塩尻峠は中山道の中では和田峠や碓氷峠ほどの標高差はないので、それほど苦労もなしに登ることができる。

峠はあまり見通しのよくない目立たないところであった。天気が良ければ諏訪湖の眺めが素晴らしく、戦前に飛騨から諏訪の製紙工場に働きに出た女工さんたちが、初めてこの峠に立った時に諏訪湖を海と見間違えたらしいが、今日はどんよりとした曇り空の下で、ぼんやりと諏訪湖が見えるだけである。

Photo

峠から先の旧道は判然とせず、ネットで入手した絵地図の通りに行ったつもりが、かなり道を外して大回りしてしまい、あやうく塩尻宿も通り越してしまったかと思われたが、かろうじて塩尻宿は通ることができた。

思わず時間を取られてしまったため、塩尻の町にはお昼前にやっと着くが、なかなか飲食店が見つからず、駅近くまで行って、ようやく食事をすることができた。ここからは中央西線に沿って南下して行く。まもなく西中山道の表示があり、中山道の旅も後半戦に入ったことを知る。もっとも前半戦は集中的に歩いたために比較的短期間で終了したが、後半部分は遠方となってしょっちゅうは行けないため、完全踏破にはかなりの年数がかかりそうである。

洗馬宿、本山宿と通過するが、その昔に火災にあったため、往時の街道筋の面影はほとんど残っていなかったのは残念であった。雪はだんだんと強くなってきて、当初の目標であった奈良井宿まで行くのは難しくなってきたが、贄川宿の手前で「是より南、木曽路」の標識に出会う。木曽路を歩くのは初めてというわけではないが、日本橋を出発してから多くの宿場跡を通って遂に木曽路まで達したかと思うと多少の感ずるものがあった。

Photo_2

贄川の駅に着いた時は、5時を回って真っ暗であった。次の電車までは1時間以上あったが、駅前の酒屋が開いていたので、酒とつまみを買い込み、一人で酒盛りして電車を待つことにした。

次回は昔の宿場の面影を残しているという奈良井宿を経て、中山道最後の難所である鳥居峠越えとなるが、だいぶ先のことになりそうである。

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