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2011年4月24日 (日)

GWとボランティア

GWの時期には大勢のボランティアが被災地に向かうことでしょうが、自分としてはどのようなボランティアをしたらよいかを考えてみた。

長期のボランティアが可能となるので、テント持参で交通の不便な三陸海岸に現地宿泊して一箇所で地道にボランティアするのもひとつだとは思うが、一人のボランティアが出来ることなどたかが知れているので、画一的に考えることなく自由な発想で次のような方針をたててみた。

①宿泊、飲食など、できるだけ地元で金銭を使って、微々たるものではあるが、地元経済にプラスを与える

②ボランティアというと献身的なイメージが強いのであるが、時あたかも黄金連休の時期でもあり、自分の興味あることとの両立を図る

ということで、まずは福島県に入り、吾妻方面にハイキングに行ってきます(いきなり、レジャーかよ?)。以前にも計画して行き損なった気になる山があるからです。その後、飯坂温泉に寄って、2年前に歩いた奥の細道ではパスしてしまった芭蕉の足跡を辿ってきます。それとともに、飯坂温泉には浜通り等から避難された方が多数いらっしゃるとのことなので、石巻のボランティアでは全く接触がなかった避難されていらっしゃる方の苦労の一端でも肌で感じられたらと思います(全くの傍観者に過ぎませんが)。

次には仙台に向けて進み、途中の岩沼で下車します。ここは奥の細道行の時に泊まった旅館がどうなったかが気になるからです。また岩沼市では県外ボランティアも受入ているので、もしその旅館が営業を続けていれば、そこに滞在して数日、ボランティアをしてこようと思います。

その後は仙台に移り、日帰りボランティアの可能な若林区、多賀城市さらにはちょっと遠いですが、東松島市あたりに行き、帰りには奥の細道行の際に寄りそこなった芭蕉の足跡も辿ってこようと思います。また松島が今回の震災でどうなってしまったかということも気になるところなので寄り道してきます。芭蕉の奥の細道行の際には松島と並び評された象潟が、その後の地震による隆起で景観を大きく損なってしまったようなことは多分ないでしょうが

石巻のボランティアでは夜が退屈でしょうがありませんでしたが、今回は仙台泊りなので、健全なナイトライフ?は楽しめそうです。

奥の細道はほとんどが内陸部を行きますので、津波の直接被害とは無縁なところがほとんどですが、仙台周辺だけは深刻な被害を受けたということで、今回は仙台を中心に行ってくることとしました。

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コメント

石巻ではGW2000人も集まるそうです、気仙沼はGW中の受付を中止しました。
何処に行くにせよ事前に問合せた方が良いと思います。
私は明日から南相馬市に行きます。

投稿: shukla | 2011年4月28日 (木) 08時56分

shuklaさん、南相馬ボランティア(ですよね?)ご苦労さまです。
南相馬市は福島原発30キロ圏にひっかかっているにもかかわらず、西隣の飯舘村よりも放射能測定値がはるかに低いという不思議な所ですので、放射能の心配はないでしょうが、壊滅的な被害を受けたと聞いていますので、がれき撤去に関わる場合にはアスベストを防げるマスクをお忘れなく

私は前半は、多少は後ろめたさはありますが、西上州の山に行ってきます。昨年のジェルバズッチピラーを最後にクライミングからは足を洗ったので、県境尾根を黙々と歩いてきます。まずは人が入らない山域なので、GW期間中といえども恐らく誰とも会わないでしょう。熊とも会わなければいいと思っているのですが

投稿: vibram | 2011年4月28日 (木) 17時25分

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