ボランティア日記 第1日目
初日は仙台に直行せず岩沼でボランティアを行う。というのは、2年前に歩いた奥の細道の海岸部分の第一歩である岩沼がどうなったかが気がかりだったからである。
あいプラザに着いたのは9時過ぎだったため、登録受付の行列最後尾となり、果たして派遣先があるかどうか心配になったが、なんとか派遣先が決まる。
今回の作業は石巻の時のようなヘドロとの格闘もなく、比較的楽なものであった。派遣先は比較的規模の大きな農家で、家屋は外見はしっかりしているようであったが、基礎は相当ダメージを受けており、建て替えも検討しなければいけないとか。それよりも、総額数千万円にもなる農機具の大半が使用不能となってしまった打撃が大きいようである。我々ボランティアはその日の仕事が終わればそれですむが、被災者が負っている重荷を感じずにはいられなかった。
今日の仕事が終わった後、2年前に泊まった旅館がどうなったか気になったので立ち寄ってみる。津波にはあわなかったようなので、泊まってみようかなとも思ったが、やはり地震による建物のダメージは大きく、しばらくは休業するとのことであった。励ましの言葉を述べて仙台へ向かう。
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