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2011年6月25日 (土)

またまた富士山

例年6月下旬の観光の閑散期にJR東日本の大人の休日倶楽部会員専用の12千円で3日間乗り放題切符というのがあって、家内と旅行に利用していたのだが、今年は13千円に値上げした代わりに乗り放題期間が4日間に延長されたので、前半の2日間を利用してまたまた富士山に行ってきました。

この切符はJRだけでなく富士急でも利用できるので、富士吉田から自転車を利用すればタダで富士山に行ってこれるわけだが、天気予報では2日目は雨ということだったので、河口湖からバスを利用することにする。まあ往復バス代2千円で富士山行ってこれるのだから安いものである。

吉田口は雪もほとんど消え、8合目くらいまでは小屋も開き始めていて、7月1日の富士山山開きはいよいよである。何度も富士山に登っているお陰で体調もまずまずとなり、4時間半で山頂に達し、高所順化も順調のようである。ただ山頂付近はメチャクチャ風が強く、最初にテントを張ったのは閉まっている小屋の前で風当たりが弱そうに思ったのだが、これが全くの見当違いで、張り綱の縫い目が破れるかと思うほどの強風に見舞われたので、荷物を入れたままテントを移動して、なんとか我慢できるくらいの風の強さの所に設営する。ただここもなかなかの強風地帯でテントのポールが大きくたわみ、安眠を妨げられた。

Photo

翌朝、起床して脈拍を測ってみると、下界と変わらない値で、これで4千メートル近くまでの高所順化は完全にできていると思われ、日本出発直前に後1回、富士山に行っておけば問題ないでしょう。

今朝も相変わらず風は強かったが、天気の方は予想に反して崩れないようであった。8合目あたりまで降りてくると、まずは山開きのための準備と思われるスコップ携行の一団、次には外人さんが次から次へと登ってくる。その次には7月末に開催される富士登山競争の練習に来るトレイルランナーたちである。私が富士登山競争に出場していた頃でももちろん練習に来る人はたくさんいたが(自分もその一人だったが)、今日のランナーの人数は少なめに見ても、その当時の3倍はくだらないようだ。いかに富士登山競争を含めてトレイルランニングがブームになってきていることを如実に物語っている。

5合目バス停には時間よりも1時間以上早く着いたので、降り注ぐ日の光を利用して、びしょぬれになったテントを乾かしたところ充分に乾いたので、待ち時間を有効に活用することができた。

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