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2011年6月19日 (日)

須走

3回目の富士山高所訓練は須走口からにしました。松田で乗り換えて御殿場行きの電車に乗ると、同じ車両に自転車を持った女性が3人もいる。その時は自分には関係ないことだが、珍しいことだくらいに思っていたが、御殿場で下車すると、彼女たちも降りてきて、改札を出ると大勢の自転車を持った集団にびっくりする。なにやらいやな予感がしながら、バスの切符売り場で往復を買い求めると、明日は自転車レースなので、午前中の便は運休で午後の便しかないという。ガーンである。というのは明日は父の日で娘がやってくるというので、明日の午前中の便に乗れば、娘と会えることになっていたのだ。やむをえず、その旨を家内にメールで送る。

とんだトラブルに見舞われたが、山行そのものは順調に行き、4時半に頂上に着き、まだ閉まっている小屋の前にテントを張る。ただ、山頂直下で風と霰に見舞われて、少し低体温症にかかってしまったのか、テントの中に入ってもしばらくは胴震いが止まらず、そのせいか脈拍もかなり早くなる。食事をして持参した酒を飲んだら早々に寝てしまう。夜中はずいぶんと風雨が激しく、テントの中はずぶ濡れとなってしまったが、風は次第に弱まってくる。

翌朝は、午前の便に乗る必要もなくなったので、ゆっくりと起きる。朝脈拍を測ってみると80以上あり、まだ高所順化が充分できていないことを知る。テント指定地でもないところに堂々と張っていることに気がとがめたので、人が登ってこないうちに早々とテントを撤収する。

Photo ここに張っていました。

下降は頂上直下だけ雪が残っているが、踏跡がしっかりついて階段状になっているので、アイゼンの必要はない。今回は前回のブログで紹介した骨董品のピッケルを持参したが、この時だけピッケル本来の働きをしただけで、後はもっぱら杖がわりであった。昔のピッケルで長さがあるだけに、充分杖の役割をしてくれた。昔の山の先輩からはピッケルを杖代わりにしていると怒られたものであるが

下りは7合目からは砂走りを下っていったので、随分とスピードアップし、この分では運休になっているはずの午前中の便にも間に合いそうな気がしてきた。その時、ふと思ったのは、朝から雨模様の天気なので、もしかしたら自転車レースは中止となり、運休の便も動き出すのではないかということである。淡い期待を抱きながら5合目に付くと、残念ながら大勢の自転車レース参加者で混雑している状態であった、

Photo_2

おかげで、次のバスまで4時間以上、小屋で待つ羽目になったが、久しぶりに山でのんびりする機会が得られた。

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