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2011年8月17日 (水)

ウズベキスタン旅行記

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朝、タシケント空港で予約してあった旅行社の車でサマルカンドに向かう。運転手は一言もしゃべらないので、結局4時間飲まず喰わずであった。ホテルでガイドと落ち合い、一休みしてから案内をしてもらうことにする。

 

ひと休みの間に、換金率が悪いことは承知の上で、ホテルで300US$を現地通貨に交換するが、1000スムの札束が五つも来たのにはビックリした。

 

午後からは、いよいよ青い都と言われているサマルカンドの観光である。まずはレギスタン広場から始まって続々と青の美しいドームを見て回る。

 

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ガイドさんが親切に説明してくれるのはありがたいが、英語が苦手な我々は説明されていることの半分もわからない。それでもシルクロードの中心に来たのだという実感だけは湧いてくる。ガイド終了後、ホテルまで送ってもらってから、市内に食事に出る。本当は地元の食事が食べたかったのだが、なかなかレストランが見つからず、心ならずもピザで我慢してしまう。食後にレギスタンのドームがライトアップされているかもしれないというので、タクシーに料金交渉もせずに乗り込む。200円くらいであったが、翌日乗ったタクシーと比べると相当ボラれたようであった。

 

レギスタン広場はライトアップされていなかったが、週末のためか大勢の人出であった。そこからブラブラとホテルの方に歩いて帰り始めたが、途中のチャイハナ{茶店のこと}でお茶を飲んでいくことにする。すると店員が流ちょうな日本語で話しかけてくる。東日本震災の後まで日本にいたそうである。おまけにお茶代はいらないという。遠来の客人をもてなすという遊牧民の伝統か

 

その後、ホテルに直行しようと小途に入ると、思いがけずにライトアップされたクリアミール廟の前を通りかかり、幻想的な眺めを見ることができた。

 

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7/17

 

昨日で見たいところは大体見てしまったので、午前中は旧市街の裏道を歩いたりした。途中でナンを焼いているところを外から眺めていたら、中に入れと言われて「マネー、マネー」と金をせびられているみたいだったが無視する。

 

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ブハラ出発まで少し時間があったので、インターネットカフェに入る。日本語入力は出来ないが、表示は出来るので、久しぶりにネットを楽しむ。

 

ブハラまでは4時間のドライブも同じような景色が続き退屈であった。その間に冷蔵庫に冷やしておいた水を魔法瓶に入れたのを飲んだりしたことや、冷房の効いてない車内の厚さに旅の疲れも加わって、ホテルに到着後に私は気分が悪くなり、ホテル近くのレストランでの食事もあまり食べられなかった。そこで食べたものが当たったのか、妻も気分が悪くなったようである。

 

 

 

 

 

7/18

 

妻は下痢、私は便秘と症状は違うが二人とも絶不調である。結局、今日予定していたガイドは明日に延期してもらって、昼夜とも食事を摂らずに、ひたすらベッドに横たわる。私は、海外ではこんなことはしょっちゅうなので、格別心配もしてなかったが、とにかく二人とも明日は元気になりますように。

 

 

 

 

 

7/19

 

今日は二人とも快方には向かっているようで、午前中のガイドを御願いすることにする。

 

オアシスの池であるラビハウズまで歩き、近くの4本のミナレットに囲まれたチャル・ミナルを見てから、車で街の西に移動し、そこから中央アジア最古の建造物と言われるイスマイール・サーマニー廟を手始めに次々と建築物を見て回って、ラビハウズに戻るという3時間の観光は病み上がりの体にはきついものであったが、内容的には充実していた。そして圧巻はブハラを象徴するカラーンのミナレットであった。

 

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午前中でガイドは終了したが、予定を変更してもらったガイドと運転手には、だいぶ金が余っていたこともあって、我々としてではあるが、チップの大盤振る舞いをする。

 

タシケントに戻る便は夜なので、しばらくはホテルで体を休め、夕方になってラビハウズに食事に出かける。妻の希望によりラグマンを注文する。イメージとしては、現地のうどんのようなものを想像していたが、出てきたものは、中央アジア風スパゲッティであった。

 

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夜に空港まで送ってもらってタシケントに向かい、ホテルに直行する。タシケントは行き帰りに素通りしただけで観光はできなかったが、中央アジアを代表する大都市というだけで、観光地としてはとりたて見るべきものはないようである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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