地球の歩き方
今回の旅行に持参したガイドブックの「地球の歩き方」は下の写真のとおり、05~06年版と古いもので、これは、その当時にハンテングリ登山を計画した際に購入したものである(その当時の体力だったら登れたであろうに、残念)。
今回の旅行に際して、最新版を本屋で見たところ、内容的にはそう変わったところはなく、ウズベキスタンは現地旅行社のツア-に参加するのだし、カザフの旅行はおまけのようなものだから、古い本でもかまわないやと最新版を買わなかったのであるが、今日、本屋で最新版をよく見てみたら、これを持っていれば、カザフ旅行で、あんなに苦労はしなくて済んだのにと後悔する羽目になった。
まずは、空港とバス停が離れていることについては最新版ではちゃんとふれられているし、どうしても辿り着けずに、時間と体力を空費してしまった考古学博物館についても、最新版では載っておらず、代わりにその目玉となっている黄金人間の実物大の複製については、新首都アスタナの博物館にあると書いてあるので、あんなに探さずに済んだのに。きわめつけは滞在登録の説明である。古い本には入国後5日以内のオビールという役所に出頭して手続をするとあるが、最新版には空路で入国した場合には空港で90日以内の滞在登録をしてくれるとある。あれだ!レギシトレーション・フリーと書かれてある1枚の紙切れ、街頭で警官のパスポートチェックを受けた時、その紙を見て即座に放免してくれたあの紙切れである。そんなことを知っていれば、街を歩きながら怯える必要もなかったのだ。
でも、最新版には最後の日に行ったバラホルカの大バザールのことが何故か書いてなかったので、あそこへ行けたことだけでも良しとするか
ところで30年以上前にインドや南米に行った時には、地球の歩き方はマイナーな本で、紙の質も悪く、内容も現地を訪問した旅行者の投稿記事が多かったように記憶しており、バックパッカーの御用達のような感じだったが(他にオデッセイなんていうのもあったが、その後どうなったんだろう)、今じゃすっかりメジャーなガイドブックになり、ツアーで行く人もみな持っているようだ。反対に、バックパッカーなどからは、内容が信頼できないと敬遠されているとも聞いている。そういえば先日、世界遺産のタンパル・タスであった若者もこの本は持っていないようであった。今時の若者(に限らないが)はインターネットの情報に頼っているのだろうか
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