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2011年8月18日 (木)

映画ナンガパルバット

今日、仕事帰りに映画ナンガパルバット(邦題はヒマラヤ運命の山)を見てきました。昨年見た映画のアイガー北壁以上に臨場感あふれる映画でした。話の筋はメスナーの本で知っていますので、ハラハラドキドキということはありませんでしたが、メスナーの本では隊長のフルリッヒコッファーについて、名声欲に凝り固まった人間のように書かれていますが、映画ではかなり好意的に描かれているのが印象的でした。

ナンガパルバット自体はスカルドに向かう飛行機から間近に見たことはありますが、メスナーの登ったルパール壁はまだ見たことがないのでぜひ見てみたい。再来年に予定しているチベット横断の時はパキスタンまで足を伸ばして、ぜひ立ち寄りたいものである。

それにしても、日本の山岳映画関係者も「岳」みたいなくだらん映画を作らずに、このような見応えある山岳映画を作ってほしいものである。

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コメント

vibramさん
メスナーの映画観たんですね。
私も行きたいと思っているのですが、今のところ東京でしかやってないので残念です。
9月に入れば千葉でも上映するみたいなのでその時にでも。

ここのところ、山からはご無沙汰していますが、気持ちだけはいつも山に向いています。
とはいえ、vibramさんのような鋭角的な山ではなく、縦走やハイキングですが・・。

先日、東京湾から荒川をさかのぼり源流まで、ボートと徒歩で登り切ったタレントのテレビ番組を観ました。
あれにヒントをもらい、無理しない範囲で自転車と徒歩での山登りを考えてみようと思っています。

追伸:
映画「岳」ですが、シロウト向けには映像もそれなりにきれいでしたが、ストーリーがねえ・・。
でも、評価するとすれば、山の初心者に対して命の大切さを説いている部分でしょうか。
それ以外はバツでしたね。

投稿: Nob | 2011年8月22日 (月) 12時32分

日本の山岳映画が何故つまらないかというと、傍観者的に映しているだけで、観客がクライマーと精神的に一体化するような手法で作ってないからだと思う。かなり前の映画だが、長谷川恒男の冬のウォーカーなどもそうだった。

山野井さんのギャチュンカンは小説にもなったけど(「凍」)、これなどはいい映画の題材になると思うんだけど

投稿: vibram | 2011年8月22日 (月) 22時22分

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