最後?の東日本震災ボランティア
前回の気仙沼ボランティアから3カ月以上たち、もうボランティアのニーズも終息したのかと思っていたところ、陸前高田ではまだボランティアを募集していることを知り申し込む。
陸前高田は震災時に北海道を徒歩旅行している時に、壊滅状態にあるとの報道を聞いて強い衝撃を受け、旅行なんかしていていいのか?帰ったら真っ先にボランティアに行かねばならないと思ったものである。しかしながら、受け入れ体制の問題からか、当初は県内在住者に限るとされたことや、さらに交通機関機関の問題もあって、行けずじまいとなっていたものである。
早朝に夜行バスで北上駅前に付き、30分くらい歩いた北上社協から送迎バスで目的地に向かう。2時間近くも乗るので、隣席のボランティアとも話がはずんだことはいつにないことであった。さらに今回は被災者のお宅での作業ではなく、瓦礫の捨て場の分別作業というのも初めての経験である。
左は土、右は木片その他に分別。なお中央付近に続く盛土部分は大船戸線が枕木ごと津波に洗われた跡
地元の方との交流がなかったのは寂しかったし、瓦礫の山がきれいに分別された跡を見て一瞬の達成感を味わったものの、別の場所で膨大な量の瓦礫の山を見て、自分のやっていることが焼け石に水のような気がして無力感を感じた最後?の東日本震災ボランティアでした。
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