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2011年10月11日 (火)

ローカル路線の旅

宿を9時過ぎにチェックアウトして往復1時間程度歩いて観光名所の不動の滝を見物してから福島駅行きのバスに乗り込む。

Photo_4

このまま帰ってしまえば、早い時間に帰宅できることになるが、そうは問屋が卸さない。といわけではなく、前回、中尊寺に向かうために北上線に乗っている時にふと思いついたJR全線踏破のためのローカル線の旅がこれから始まるのだ。JR全線踏破などというものはカネとヒマさへあれば誰でもできるもので、格別の努力を要するものではないため、全然興味がなかったのだが、せっかく様々なプロジェクトで日本全国を回っているのだらから、ついでにやる分にはよいだろうということで、今回は郡山から磐越東線に乗っていわき経由で帰ることにした。

今日はローカル路線の旅ということで福島から郡山までも各駅停車で行くことにする。このあたりは2年前の奥の細道で歩いた懐かしい地名が出てきて退屈することもなく、郡山の近くまで来る。ところが、ここで地震のために電車が30分近くストップし、郡山に着いてみると、地震による線路点検のため、磐越東線は運転見合わせで復旧見通しはたっていないとのこと。しょっぱなからトラブル発生である。そこで急遽、予定を変更して水郡線で水戸に出ることにした。水郡線は若い頃に、途中の袋田まではアイスクライミングの練習のために2回水戸から来たことがあるが、袋田以北は乗っていないので、水郡線への予定変更は別に問題はない。袋田の滝は昔登って頃でも、登れるのは午前中だけで昼近くなると水がジャージャー流れていたものだが、温暖化のために最近は結氷自体がまれにしかしないそうである。

水郡線は3時間近くの乗車であったが、阿武隈川から久慈川に沿って走る変化に富んだ路線でローカル線の楽しさを味わさせてくれるところであった。水戸からは特急で帰るつもりだったが、特急まではだいぶ待ち時間があったので、その前の普通で帰ってしまった。こちらも以前歩いた水戸街道を思い出したりして、外は暗くなってしまったが、退屈することなく日暮里までくることができた。

帰宅してから地図で確認したら、踏破したと思った水郡線には支線があって、踏破ならずとなってアッチャー。そんな細かいところが気になるなんて自分も鉄ちゃんになってしまったのかな?

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