我がルーツを訪ねて
今日は長野マラソンの前日で現地までの移動日となるが、それを利用して我がルーツを辿ることにした。というのは、我が家は分家のまた分家でほとんど関係ないといえばないのであるが、一応先祖を辿れば、大泥棒の石川五衛門を捕まえたとされる小諸五万石の初代藩主である仙石権兵衛秀久という人であるらしい。
小諸の手前の岩村田の西念寺に秀久公の墓があるので、まずそこに寄っていく。数年前に中仙道を歩いた際にも寄ったことがあるので迷わずにいくことができた。秀久公のお墓の場所もわかっているので、記念撮影をして帰ろうとしたところ、バンフレットに秀久公の位牌が載っているのを家内が見つけ出す。早速、寺の人に聞いて見ると、位牌は本堂にあるが、生憎、法事の最中でしばらく待ってほしいと言われる。やむを得ず今日は諦め、後日、子供も連れてきた時にでもみせてもらうことにする。
岩村田を後にして、小諸に向かう。小諸城址は懐古園の名で呼ばれ、例年ならば今頃は桜の見頃らしいが、今年は桜どころか梅もまだ蕾の状態である。
城自体は石垣を残すのみであるが、資料館等々なかなかみるべきものが多い。ただ近くで食べたそばはいただけなかった。昨秋の秩父巡礼で不味いそばばかり食べさせられたので、本場信州と言うことで期待したのだが、空振りであった。
次に向かった上田城は真田一族の居城としてしられているが、実は真田の施政は三代限りで、真田家が松代に国替えになった後、仙石家が小諸から移ってきて、幕末近くまで十代近く治めてきたのだが、観光案内は真田一色となっている。仙石家の末裔としてはおもしろくないが、相手が有名過ぎたのでやむをえない。
こちらの桜はようやく開花を迎えている。
我がルーツを訪ねる旅は以上で終わり、後は長野でマラソンの受付を済ませ、善光寺をお参りしてから、今晩の宿泊地の湯田中温泉に向かった。
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