フルマラソンから足を洗う?
昨年エントリーしながら、震災のために中止となった長野マラソンに参加してきました。さすがに人気を誇る大会だけに、コース取りやロケーションは素晴らしいものでした。善光寺の参道を一直線に駈け下るところでは何度も背後の善光寺を振り返ってしまいました。途中の折り返しは長野オリンピックのエムウェーブを一周する形で行われるというユニークなものであり、コースのあちこちからは雪をいただいたアルプスの峰々が望まれます。極め付きは最後の7キロ地点で、土手に登った瞬間にゴールの競技場をはるか前方に忽然と浮かび上がるという心憎い演出でした。そして競技場を半周してゴールに飛び込むと、そこにはあの高橋尚子さんが、一万人を越えるランナー一人々々にハイタッチするというサービス付きまでありました。
肝心の記録の方は前回の荒川マラソンよりも更に5分遅いワースト記録の更新。調子は決して悪くないにもかかわらず、この記録しかでないのは筋力の衰えとしか考えられません。苦しみに耐えてもワースト記録の更新となってしまう現状ではフルマラソンから足を洗うことも考えなければいけないのかも知れません。
トレイルランニング(山岳走)、アルパインクライミング(山岳登攀)そして高所登山と続いた次はフルマラソンからの引退になるのかもしれません。一抹の寂しさは禁じ得ませんが、外にやりたいことはたくさんあるので、しばらくは老け込むことはないでしょう。
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