連休後半戦 四日目
今日の前半は歴史探訪の旅となりました。神戸と言えばやはり今は清盛だというわけで、まずは清盛が宋との貿易の拠点として作った大輪田泊に行こうとして神戸駅から和田岬線に乗るつもりであった。短い路線ではあるが、山陽本線の支線にもなっており、乗り鉄もできるし、和田岬というのは、時代は下って楠木正成が湊川で討ち死にした時に敵将の足利尊氏率いる大船団が上陸した地でもあるので一石二鳥だと思った。ところがなんということか、休日は一日二本のみで、早朝の電車は既に出てしまっていた。ここは北海道の山奥かあと思ったが、しかたないのて次のスケジュールである福原京の史跡見学に出かける。さぞかし壮大であったてあろう福原京の遺跡として現存するのが土台の石ひとつというのは少し寂しいが、今後の発掘作業に期待したい。
ここから少し登って義経の雛鳥越えの逆落としとして有名な雛鳥越えに向かう。さすがにこの辺りまで来る観光客はいないので静かなものである。
雛鳥越えの場所については異論があり、今回初日に歩いた須磨の近くの一ノ谷の奥の方だという説もあるが、実際に歩いて見ると、やはり雛鳥越えはここにまちがいないと確信する。それはこの場所が平家の拠点である福原を直撃できる立地条件にあるからである。 鵯越から福原京方面を望む
このあとは、徒歩旅行の続きの姫路方面にはまっすぐには戻らず、三木城址に寄り道し、JR加古川線の乗り鉄までしてきたので、徒歩旅行を再開したのは6時を回っていたが、それから13キロを歩いて、今日のゴール近くにある旅館で旅装を解いた。
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