サンフランシスコ到着
サンフランシスコには日本時間の真夜中に到着しました。といっても現地時間では朝の9時半。妙な一日となりそうです。
まずは自転車が無事に到着しているかどうかが第一の問題です。ターンテーブルでほとんどの荷物が回収されてもまだ自転車は現れません。不安になって係員に聞くと、自転車は別の場所にあるという。教えられた場所に行くと、自転車の段ボール箱はさほどの損傷もなく持主を待っていました。さすがに150ドルを払っただけのことはあります。両輪とペダルをつけて五体満足の体に戻りました。ただ段ボール箱は邪魔なので、捨ててきました。帰国便では袋と緩衝材でどこまで衝撃に耐えられるかわかりませんが、多少のダメージは覚悟の上です。
空港から自転車を漕ぎだしてすぐに困惑を感じます。自転車進入禁止の表示こそないものの、どうみても車専用のフリーウェーだからです。お巡りに見つからないようにとっととずらかるしかありません。しばらく行くと、一般道と柵で区切られて並行するようになるので、自転車を担いで柵を越えて事無きをえます。
ここからは本当はナビに従って行くはずなのですが、肝心のGPSが動きません。実は出発直前に反原発のデモに行った時に、「再稼働反対」の決まり文句ばかりを叫ぶのに飽きてしまい、雨の中で電子書籍を読んでいたのがいけないらしく、それからGPS付PDAの調子が悪く、今日は本体の起動すらしなくなってしまったからです。
まあ地図と磁石さへあれば問題ないだろうと適当に走っていると、どうもまたフリーウェーらしき所に迷いこんでしまいました。路肩が優に一車線分くらいもあるので、後ろから猛スピードで追い抜かれてもさほど怖くはありませんが、大型車ですと、さすがに風圧で体がよろけそうになります。こんどは回りには一般道は見あたらないので、このまま行くしかありません。ところが遂にパトカーに発見されて停車を命じられ、フリーウェーだから出ろと言われます。出ろといわれても、一般道はないし、ど~すりゃいいの~さ思案橋でしたが、お巡りはタクシーを呼んで、ホテルまで自転車ごと強制連行されることになり50ドルの臨時出費となってしまいました(まあ罰金をとられなかっただけでもよしとしましょう)。
ホテルでシャワーを浴びた後、飛行機では持ってこれないガスカートリッジを調達しに行きます。近くにあったNORTHFACEやマムートにはウェア関係しかなかったので、事前に調べてあった小一時間は歩くREIまで買いにいくことになります。ネットには自転車は目を離すと鍵をかけてあっても部品を外されてしまうと書いてあったので歩いてきたのですが、店の前には高そうな自転車がいっぱい停車してあり、自転車でくれば良かったと後悔しました。
帰りにホテルの先にあるチャイナタウンで焼きそばを食べ、名物のケーブルカーを眺めて帰りました。
ホテルの近くでキャンプの食材探しにセブンイレブンに立ち寄ったのだが、レトルト関係は一切なく、日持ちのするものあカップ麺かビスケットしかないのには参りました(REIにもフリーズドライはなかったです)。去年の天山でも欧米人はチーズやハムの塊ばかりを食べていたのが納得できました。
| 固定リンク
「自転車」カテゴリの記事
- 千葉・茨城県境付近のふれあいの道(2025.03.15)
- 東京百名山(浅間山他)(2025.03.15)
- 関東ふれあいの道 埼玉県(NO8,13)(2024.11.08)
- 関東ふれあいの道 わたらせ渓谷鉄道沿い(北部)(2024.10.15)
- 稲含山(2024.09.11)
「海外」カテゴリの記事
- ベトナム旅行記(後半)(2025.01.22)
- ロサンゼルス滞在と帰国(2024.04.13)
- アメリカ大陸横断後半戦(2024.04.10)
- アメリカ大陸横断前半戦(2024.04.07)
- ボストン(2024.04.04)
コメント