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2012年11月 9日 (金)

皇海山

家内が妹と一泊でディズニーランドに出掛け、私の予定していた仕事がキャンセル、絶好の行楽日和と三拍子揃えば、出掛けない手はないと早速プランを検討。80番目となる百名山の皇海山に決定。最初は日光白根まで縦走しようかと思ったが、調べてみると、途中に道はないし、とても2日で行ける所ではないので断念。かといって皇海山だけで2日も費やすのはもったいない。そこで登山終了後にわたらせ渓谷鉄道を間藤まで行き、そこから自転車で日光まで行き、JR日光線と東武宇都宮線に乗って帰るという乗り鉄の旅を併用することを考えついた。庚申山登山の下山駅である通洞から登り口までは歩くと3時間以上かかるが、今日は自転車を携行しているので、できれば登山口まで行ってしまいたい。
山の上の方は葉っぱが落ちてしまったようだが、麓は今が紅葉の盛りである。
Photo
キャンプ場の先にゲートがあって、車はそこまでだが、自転車はまだ先まで行ける。やがて舗装道路から砂利道に変わったので、自転車を降りる。今日はタイヤの細いロードレーサーだったので、パンクが怖くて砂利道を走る気にはならなかったが、アメリカで使用したグレートジャーニーだったら登山口まで行けただろうにおしいことをした。といっても自転車と荷物のデボ地から登山口までは30分位の歩きに過ぎない。
今日は何時になろうとも頂上を往復してデポ地まで戻る積もりだったのでサブザックだけの軽装である。途中て出会った下山する人がこんな時間に登ってくる人を不思議に思ったのか、「上てお泊まりですか」と聞かれたのて、「いやー」と答えてごまかす。
庚申山は人気のある山のようで道もよく整備されている。中腹にある小屋の上部には大岩壁があって、道はハシゴや鎖を使って登って行く。
Photo_2
岩壁を過ぎると一気に傾斜を増して頂上に達する。頂上到着は4時半で、そろそろ夕暮れである。
Photo_3
庚申山から鋸山までは標高差こそ100メートルほどだがアップダウンが多く時間がかかる。
Photo_4 鋸山から皇海山(翌朝撮影)
途中で真っ暗となり、ライトをつける。ナイト山行は谷川岳に続いてであるが、今回は帰りが何時になってもいいので気楽である。鋸山が近付くと岩稜歩きとなり、ハシゴと鎖が連続する。鋸山山頂に着いて県境尾根に達すると、沼田方面の灯りが見事であった。上空では風がゴーゴーと鳴っているが、樹林帯が多いので直接風を受ける所は少ない。
鋸山からも大きく下ってから標高差300メートルの登りで皇海山頂に着く。7時半であった。
Photo_5
この時は日付が変わる前にはデポ地まで帰れるだろうと思っていた。ところが鋸山を過ぎて岩稜帯が終わったあたりから、深い笹藪で道を見失うことが頻発した。昼間ならば容易に踏跡がわかるところでも暗闇の中では迷路を進むようで、迷うたびに元の地点まで戻って正しい道を探すことを繰り返していたので、時間ばかりが過ぎていき、日付が変わる前に、デポ地まで戻れるどころか、庚申山まで辿りつけるかどうかも怪しくなってきた。昼過ぎから歩きだしたので、まだ12時間も歩いてないのに、体の方も急に疲れを感じ始め、庚申山の手前で道に迷った時は元の地点まで戻る元気もなくなって、その場でツエルトを被り、着の身着のままでビバークすることになった。

思ったほど寒くもなく、夜中に何度か目覚めたものの、まずまずのビバークであった。明るくなると同時に行動を再開する。昨日道に迷ったのが嘘のようにすぐに正しい道が見つかった。1時間くらいで庚申山に着くと、後は下り一方である。林道には9時に着き、もう30分ほどの歩きでデポ地である。しばらく休憩してから自転車で出発地の通洞に戻り、乗り鉄の旅が始まる。ここから直接日光を目指してもいいのだが、わたらせ渓谷鉄道の終着2駅間が未乗車となってしまうため、次の電車まで1時間以上待つことにする。運賃180円に対して自転車料金270円(全線一律)というのが不合理であると感じたがやむをえない。
間藤から日光までは約30キロの行程で途中のトンネルまで200メートルほどの緩い登りがあるが、トンネルから先は快適なダウンヒルで、いろは坂からの国道120号線に合流して日光に向かう。日光の連山が麓の紅葉に映えて見事である。
Photo_6男体山
Photo_7 表日光連山
日光からはJR日光線で宇都宮に向かう。今日は出遅れてしまったので、東武宇都宮線の乗車はあきらめ、他日を期すこととした。

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