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2013年2月

2013年2月26日 (火)

走り旅(相模川上流)

走り旅(相模川上流)
3月の荒川マラソンの前に一度長い距離を走っておこうと思ったが、皇居を何周もするのは、記録を狙っていた頃ならいざ知らず、今は退屈でとても30キロ以上は走れそうもないので、走り旅という発想で前から一度トレースしたかった相模川の水源から河口までのうち、とりあえず上流部分を走ってみることにした。
ネット上の百科事典であるWikipediaによれば、「相模川は山中湖を水源とし、上流は桂川と称し、下流は馬入川となって相模湾に注ぐ」とある。山中湖自体には四方の山々から水が流れ込んでいるだろうから、相模川の最初の一滴となる場所を特定するのは困難だろうが、かといって山中湖から相模川が分かれるところをスタート地点にするのは少し安直のような気もしたので、湖畔に沿って3キロばかり行ったところにある山中湖バスセンターで下車して、そこからスタートすることにする。
スタートした時には富士山にはほとんど雲はかかっておらず秀麗な姿を見せていたのだが、せっかく山中湖にきたのだから、湖越しに見える富士山を撮りたいと、湖を回り込むまで撮影を待っていたのであるが、相模川との分岐点のシャッターチャンスの所まで来てみると、肝心の富士山が雲にほとんど隠れてしまっていたのは残念だった。
山中湖から別れた桂川(相模川の上流名)はしばらくは道に沿って流れていたが、かなり激しく蛇行しているため、そのうちに見失ってしまう。やむをえずGPSで確認して、川が流れている付近の道を進んでいく。
前方には三つ峠の頂上にある電波搭が見えてくるが、それが一向に近づかないので精神的に疲れてくる。
きょうは最初からゆっくりペースのつもりであったが、それにしてもゆっくり過ぎる。早足で歩くのと大差ないスピードである。これでは当初の目的地の四方津どころか大月までも辿り着けないかもしれないと少々焦ってくる。大月まであと5キロの地点で真っ暗になっつしまうが、なんとしても大月までは頑張ろうと必死に足を前にだす。やっと大月駅に着くとタッチの差で東京行きに乗り遅れる。次の電車まではしばらく時間があったので、ビールを買って、頑張った自分へのご褒美とした。

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2013年2月24日 (日)

城ヶ崎イサリビロック

城ヶ崎イサリビロック
亀石峠下で一夜を明かして明るくなってから宇佐美に降りる。宇佐美で伊東線に乗り、富戸で下車して仲間と合流する。
イサリビロックは昨年行った時は誰もおらず貸切状態だったが、今日は盛況で各ルートとも簾状態である。
おまけにじぶんがクラックを登り始めた時に何度か講習を受けたSガイドも来てたので、お師匠さんに見られているようで、気分的に萎縮してしまい、あまり登る気にはならなかった。結局、5.7の簡単なルートのリードとトップロープでヒマラヤ帰り5.9、イサリビ右5.10Cを登っただけだった。前日の城山もそうだったが、どうも難しいルートに挑戦しようという意欲が薄れてしまったようだ。困ったものである。

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2013年2月23日 (土)

城山南壁

城山南壁
久しぶりに城山南壁に行ってきました。翌日、城ヶ崎に仲間と行くことになっているのではるばる伊豆まで出掛けて1日だけではもったいなくなり、同じ伊豆でも反対側の西伊豆の城山南壁からのはしごをしようという魂胆である。
城ヶ崎に行く仲間からの参加はなかったが、城山のみに参加する仲間があり、二人で登ることになった。
10時半頃に南壁基部に着くと、もうたくさんのクライマーが取りついている。まずはマルチの入門ルートであるバトルランナーに取り付く。正規の1ビッチ目は5.8でやさしいのだが、他のパーティーが使用中だったため右のフルハムロード10bから取り付く。さすがに朝一番で登るには厳しく、上部ではインチキをしてしまう。2ビッチ目は一気に核心のハングも越えてしまおうと思ったが、ヌンチャクが残り少なくなってしまったので、ハング下でビッチを切る。
バトルランナー自体は今回が4回目でハング自体は見かけ倒しで慎重にホールドをさがしていけば問題がないことがわかっていたので、スムーズに乗り越すことができた。そこから上部は前回はかなりランナウトしていたのだが、今回は新しいボルトがうち加えられていて快適に登れるようになっていた。3ビッチ目の終了点からはルート終了点の立木がすぐ上に見え、最後のビッチくらいは相棒にリードしてもらおうかなと考えながらセカンドのビレーに入ったらテンションの連続でどうしても登れないと言う。はじめはウソだろうと思ったが、降りたいと言い出したので、やむを得ずハングの下まで下ろし、セルフビレーをとってもらってから私も懸垂で降りる。懸垂2回で地上に降り立ち、遅い昼食を摂る。
その後はフォローばかりだった相棒に何本かリードをしてもらって本日は終了となる。
帰宅する相棒と別れて、翌日の城ヶ崎をめざして伊豆半島の横断に向かう。狩野川の河原は城山を連日登るクライマーの常宿としてキャンプが黙認されているようなので、ここに泊まって、翌朝電車で城ヶ崎に向かうということもできるのだが、話し相手もなく夕方から1人でキャンプしても退屈なので、トレーニングも兼ねて歩くことにしたのである。ところが歩き出してしばらくすると途中の峠まではバスがあり、最終にはまだ間に合うことが判明すると、迷わずバスに乗ることに決定する。バスは他には乗客はおらず、ひたすら峠をめざして登って行く。こんな所を歩いて登らなくてよかったとホッとする。やがてバスは終点の亀石峠に着く。10キロ以上を歩かずに済んだので、もう1時間ちょっと下り道を行けば、伊東線の宇佐美に着くのだが、街中に降りてしまってもテントを張れる場所もないだろうから、途中のどこかにテントを張れる場所はないかと探しながら降りていたら、絶好のキャンプ適地を見つけたので、酒を飲みながら、このブログを書いて、退屈せずに一晩が過ごせそ
うだ。

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2013年2月21日 (木)

久しぶりのクライミングジム

久しぶりのクライミングジム
五日市方面に仕事に行った帰りに西国分寺のジムに寄ってきた。この冬はアイスやバリエーションが中心でほとんどフリーを登ってなかったので、今週末に行く予定の伊豆方面のクライミングのトレーニングのつもりで行ったのだが、しばらく登っていなかった影響はてきめんで、全く持久力がなくなっており、11aクラスのグレードのルートでも手こずるほどであった。トレーニングの必要性を痛感させられたのが、唯一の成果であると言えないこともない。

ランニングと同様にクライミングもそのうちに加齢により思うように登れなくなる時が間違いなくくるであろうが、今しばらくは猶予期間がある模様なので、ラストチャンスと考えて当分はクライミングにのめりこんでみようと思う。幸い今年の6月は東北クライミングツアー、来冬はタイのプラナンのクライミングツアーに仲間と行く計画があるので、それを目指してトレーニングに励みたいと思う。
3月いっぱいは比較的忙しいので、自宅のボードでの持久力トレーニング再開に留め、時間の余裕のできる4月以降は、週2回のジム通いと1回の外岩を続けてみて、最後の一花(?)を咲かせたいものである。

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2013年2月17日 (日)

青梅マラソン

久しぶりのレース出場である。もう走るモチベーションはなくなってしまったが、青梅は初めて出場したロードレースであり、それなりの思い入れのあるレースである。
体育館の更衣室で着替えをしたが、周りを見舞わしても顔見知りは見かけなかった。昔一緒に走っていた連中はもう走るのをやめてしまったのだろうか?
青梅マラソン
トイレが超満員で40分以上待たされたため、スタート地点の列の自分のゼッケン番号の並ぶ区画に着くとまもなくスタート時間となった。
青梅マラソン
と言っても、自分の並ぶ位置からスタート地点までは4分近くかかってしまい、その後も渋滞でしばらくはスピードを出せない。もっとも最近はまともに走っていないので、かえって助かるのだが。ようやく集団もややバラけてきたので少しスピードアップしたが、練習していない割には調子よく、久しぶりに3時間を切れるかなと思った(次元の低い話で恐縮だが)。
沢井と御岳の間で折り返してくる先頭集団とすれ違う。トップはやはり箱根駅伝で活躍した柏原選手だ。と言っても独走ではなく、3人の先頭集団が後続を大きく引き離す展開だ。柏原選手を生で見たのは初めてだ。
中間点である15キロ地点では3時間以内ゴールするための貯金が8分あったが、18キロ付近から足が動かなくなって貯金をどんどん食いつぶし、25キロではついに貯金がなくなり、3時間以内完走を諦める。最後はヨレヨレとなって3時間6分(ネット時間、グロスは3時間10分)でゴール。走るたびのワースト記録更新に歯止めがかけられただけでよしとするか
青梅マラソン
今日は昨年よりも早くゴールできたので、着替えて駅に戻る途中で、制限時間内ゴールを目指すランナーたちの力走を見ることができた。心の中で「頑張れよ」と声援を送って駅に向かった。
青梅マラソン

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2013年2月12日 (火)

八ヶ岳南沢小滝大滝・阿弥陀北稜

八ヶ岳の岩稜岩壁はあらかた登ってしまったが、入門ルートとされる阿弥陀北稜と横岳石尊稜はまだ登ってなかったので、まず手始めに阿弥陀北稜を山の仲間と登ることとし、ついでに入山日には南沢小滝、下山日には南沢大滝も登ってしまおうという欲張りなブランである。

深夜に美濃戸口に着き、軽自動車に四人がぎゅうぎゅう積めで一夜を明かす。身動きできない狭さだが、おかげで寒さを感じることもなく朝を迎える。
富山から参加のTさんも加えた総勢5人で美濃戸口を出発する。美濃戸まではさほどの雪の量でもなく、この分なら軽自動車でも入れたのにと悔しがるが、歩いても1時間程度である。美濃戸を過ぎて2時間ほどで、南沢小滝に着く。
南沢小滝はクライミングを再開して間もない頃に20年以上も前の装備で登ってまわりのクライマーの顰蹙を買った所であるが、その時はトップロープで登ったので、リードクライミングは今日が初めてである。結構大勢のパーティーが取りついてロープがすだれ状態になっていたので、一番左の壁に取り付く。高さはないが、部分的にバーチカル気味で氷も硬く、スクリューを入れるのに苦労する。アックステンションをかけてなんとかスクリューをねじ込み、上部は右のやや傾斜の落ちた部分に逃げて終了し、奥の立木を支点にしてロワーダウンする。メンバーが交互にトップロープで登った後、真ん中やや右の窪んだ箇所にロープを張っていたパーティーとお互いにロープを借りあって、トップロープで登る。こちらの方が長いが、傾斜が緩く氷も柔らかいので登り易い。
Photo_3

一通り登ったので終わりにするつもりだったか、メンバーの一人がリードをしてみたいと言うので、他のメンバーには先に行者小屋でテントを張ってもらうことにし、私だけ彼のリードに付き合うことにする。私が残置したスクリューを利用するので、リード自体は問題なかったが、ロワーダウンする段になってからが大変だった。凍りついたロープが支点の立木を通過できずに動かなくなってしまうのだ。支点の位置をずらしたりしてみたりするが、やはり途中で動かなくなってしまう。私にアドバイスを求めてくるが、下で状況がわからない以上は、彼の判断力に頼る他はない。やがて支点の場所を変えてみると言って、しばらくしてから降りてくる。どのような支点セットを行ったのか分からないので、少し不安はあったが、ともかくも無事に降りてきたのてホッとする。荷物の整理をしてから我々も出発する。行者小屋の手前で暗くなったのでライトを着けて登り出すと上の方からも明かりが見える。テントを張り終えたメンバーが迎えにきてくれたのだ。おかげでなんとかテントまでたどり着き長い一日が終わった。

翌日は行程が長いので、夜明け前に行動を開始する。北稜の岩場に向かっての樹林帯の長い登りが続く。やがて前方の視界が開け、正面にはこれから登る阿弥陀北稜、右手には肩をいからしたような北西稜が望める素晴らしい眺めである。
北稜基部付近には数パーティーが登っているのが見える。と思ったら、我々の登っている尾根の隣の尾根から登ってくるパーティーや我々の後ろから登ってくるパーティーなど、今日の北稜は大渋滞になりそうな予感がする。そのため我々もスピードを上げて先行パーティーに追い付き、先行パーティーがロープを使用している急な雪面も我々のパーティーの力量では不要と判断してノーロープで行ったので、1パーティーを抜いて岩場の取り付きに出る。
しばらく順番待ちの後、我々の番となる。オーダーは私が二人同時引き上げで先行し、残りはつるべで後続する予定である。1ピッチ目はリッジを回り込むところがややバランスを要するが、後は問題なく確保点に着く。ところが、支点に利用できそうな岩角は全て他のパーティーに使われていたので、やむを得ず細い立木二本にそれぞれスリングを巻き付けて確保点とする。すぐに後続の引き上げに移るが、セカンドは順調に登ってくるが、ラストは一向に登って来ない。と思ったら、後続してくるはずのパーティーの方が先に登ってくる。私の登ったルートよりも上部の簡単な方から登ってきたそうで、なんでも私に後続しているラストが寒さで手の感覚がなくなって、まともに登れなくなってしまったので、やむをえず別ルートから登ってきたとのこと。この先には難しい所はないはずなので、彼らには先にいってもらってラストの到着を待っ。やがて現れたラストはなんとオーバー手袋をしている。これではなかなか登って来なかったわけである。そこからは簡単なピッチを登った後、一般コースと合流して阿弥陀頂上直下の風当たりの弱い所で待ってくれていた先行二人と合流する。
Photo_4

当初の予定ではこの後、赤岳主稜に継続登攀することになっているが、どうしたものかと思案してしまう。阿弥陀岳到着時間は予定をかなりオーバーしてしまっているし、体調不良の者がいる状態の大人数のパーティーで取りつけば、下降時はおろか登攀中にヘツデンが必要となる事態は必至で、常識的には主稜断念を決断すべきである。ただメンバーの中には主稜登攀を熱望している者もいるし時間も十分あるので、ここで断念を宣告するよりも文三郎新道の分岐点まで行って、そこで判断するとした方が状況が厳しくなっていることがより実感できるので、メンバー全員に受け入れられやすいという気がしたので、判断を先送りすることとした。

阿弥陀岳の下降は部分的には後ろ向きで降りる部分もあり、多少緊張しながら進む。中岳のコルまで降りると危険地帯も終わってホッとするが、阿弥陀岳からここまでで既に1時間は経っていて主稜登攀のための時間不足は決定的だし、この時期の八ヶ岳では当たり前なのだが稜線で強風に吹かれるという冬山の洗礼を十分に受けて、自分も含めて主稜断念を受け入れる気持ちになっただろうという判断から主稜断念を皆に告げる。ただ時間は十分あったので、赤岳山頂往復ないし地蔵尾根までの縦走を行うことは提案したのだが、文三郎新道への登りの途中で、阿弥陀岳頂上直下で我々の到着を待ってくれたメンバーの一人が長時間強風にあったためか低体温症状を訴えたので、私のダウンジャケットを貸すとtもに、すぐに行者小屋に下降することなる。ただ、明日の天候とメンバーの体調次第では赤岳主稜のトライもありうるということで皆にも納得してもらう。

行者小屋には3時前に到着したので、酒を飲んだり談笑したりして時間を過ごし、夕食後もしばらく歓談した後、就寝となる。

夜中に用足しで外に出て見ると、星は見えず小雪も舞っているので、主稜トライは99%ないだろうと思ったが、テントに戻ってからもIモードの天気予報を確認したりしながら、アラームをセットした3時の到来を待つ。やがてアラームが鳴ったので、皆の体調を聞くと、昨日体調を崩した者も回復には向かっているようだが、まだ万全ではないようだし、天候も昨日よりは悪いことは確実なので、主稜を断念して南沢大滝に向かうことを皆に告げ、5時起きに変更してもう一眠りすることにする。

方針が決まって安心したのか寝過ごしてしまい、目覚めたのは外が多少は薄明るくなってくる頃だった。急いで食事を摂り、テントを撤収して南沢大滝に向かう。下山時には荷物が軽くなることを期待したが、雪や水分が付着してかえって荷物は重くなってしまったように感じる。さらに自分は気持ちまで重くなってくる。というのは前2回大滝を登ったのはトップロープで、リードは今回が初めてだからである。リードで登ってみたいという気持ちと回避したいという気持ちが入り混じりながら歩いているうちに大滝に着いてしまう。だが大滝に着いてみると、前回見たときのような圧迫感はなかったのが意外であった。きっと、その間のアイスの経験と新しい道具の入手によるものなのだろう。正面の傾斜のきつい部分もアックステンションをかけてスクリューを打てば登れそうな気もしたが、全員で登るとなるとかなり時間がかかりそうだったので、右側のやや傾斜の甘い部分を登ることとした。
Photo_5
いざ取りついてみると、傾斜が緩いだけに登ること自体は問題なかったが、氷が硬くてスクリューを入れるのには苦労した。逆に上部では根元まで入っているのにスカスカで全然効いていない有様だ、上を見上げると終了点は近かったので、一気に登ってしようかとも思ったが、スカスカのスクリューを除くとかなりのランナウトとなってしまうことから、安全を期してもう1本スクリューを入れる。こんどは効いてくれたので、安心して終了点まで登り着く。

ただ終了点の立木の下は急斜面の氷まじりの雪なので不安定な姿勢で支点設置を行わなければならなかったのが辛かった。手順を間違えると先日の不動の滝のような事故になりかねないので事前に頭の中でシミュレーションして手順を再確認する。その内容は次のようなものである。

長いスリングを幹に回してセルフビレーをとる。

懸垂用に2本のロープを直結するにはハーネスからロープを外さなければならないが、いきなり外して誤って下に落としてしまうと大変なことになるので、ロープの端からある程度のところにコブを作り、それを幹にかかっているスリングにカラビナを通すという落下防止策をとった後にロープをハーネスから外して直結し、その後にコブは元に戻しておく。なおロープの端から相当離れたところにコブを作っておけば枝を回してから両ロープを連結することもできたのだが、長さが足りなかったので、連結後に片方のロープを引き上げて枝の向こうにロープを落とすという作業をせざるをえなかった。このあたりはシミュレーション不足であった。

結び目が支点のどちらにあるかを確認し、反対側のロープにトップロープのクライマーがつながるので、そのロープがどちらかをしっかり記憶しておく。

最後は下降器にロープをセットし終わったら、セットの再確認をしてからセルフビレーを外して下降に移るのだが、下降器へのセットが手袋をしていることと、ロープの自重でロープが下に引っ張られるのでかなり苦労した。下手をすれば、カラビナから外した下降器とも下に引っ張られて落としてしまいかねないので、ロープの自重の影響を受けないようにロープのコブは最後まで残しておいた方がよかったかもしれない。

懸垂で降りながらスクリューを回収しようとしたら、リードで登りたいという人がいたので、そのままにして下まで降りる。これで私のお役御免なので、あとは撮影専門にでもなってトップロープで登る人を映しかけたが、ここでハッと気づく。今登ったところをリード希望者がリードするのは、彼の技量ではかなり危険であること気づく。上部のスクリューが1本スカスカなので、安全のためには近くにもう1本打たなければならないが、氷の状態が悪いので、適当な場所が見つかるかという問題もあったが、それ以上に困難なのは、彼の技量と体力では終了点まで到達できても相当消耗しているはずなので、その状態で冷静にさきほどの①から④までの手順を行えるとは到底期待できなかったからである。そこで左側の上部は傾斜が落ちる部分をリードで登ってもらうことに変更し、リードそのものは問題なく終わった。ところが上部の立木で支点をセットしているところは下からは見えなかったのだが、次に同じところをトップロープで登った人が見てみるとなんと立木ではなく、懸垂用の残置スリングにメインロープをセットしてロワーダウンしたようだということである。ロワーダウンの荷重と摩擦で残置スリングが切れなかったのはラッキーであった。そこそこリードをしている人なのだから支点についてのそれなりの知識は持っているだろうと過信して登る前に適切な指示をださなかったのはリーダーとしてのミスであると反省せざるをえない。

全員が一通り登り終えたので、大滝をバックに記念撮影をしてから帰ろうとしたが、この時間には大滝は貸し切り状態なのでやむをえず交替で撮影をしていたら、見計らったように下から一人の登山者が大滝見物にやってくる。ラッキーと全員の記念撮影を彼に頼んでから下山に移り、暗くなる前に美濃戸口の駐車場に帰着する。いろいろとあったけれど、全て大事には至らずにそこそこ楽しめてラッキーな山行であった。だがラッキーなのはこれに止まらなかった。なんでも午後に駐車場のすぐ下で車が横転して、駐車場の車は通行できずにいて、我々が着く少し前にようやく通行できるようになったとのことである。つまり、もっと早く帰れても駐車場で足止めをくらっていたわけである。さらに近くの樅ノ木温泉に立ち寄ったら5時以降は割引料金適用というおまけのラッキーまでついていた。温泉で冷えた体を温めてから富山に帰る人とは別れて境川パーキングで遅い夕食を摂る。今日は昼もろくに食べてなかったので、Wカツ丼というのを注文したが、物凄いボリュームがあり、2枚のカツはなんとか平らげたが、さすがにご飯は残してしまった。しばらくはカツ丼は結構という感じである。
八ヶ岳南沢・阿弥陀北陵
食後は高速はさらに空いてきて、快適に相模湖まで
乗せてもらってJRに乗り換えて帰宅したが、反省すべき点は反省するとして充実した楽しい山行であった。

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2013年2月 7日 (木)

あてがはずれる

あてがはずれる
あてがはずれる
あてがはずれる
2、3日前から腰から背中に張りがあり、週末に行く山までに治しておかなければと、仕事前によく行く(といっても年に数回だが)マッサージの所に立ち寄る。
張りも多少はとれたようなので、いつものように、お客さんの近くにあるクライミングジムによってから仕事にむかうことにした。ところがなんてことか、週末に大会があるということで、その準備のためにジムはお休みだったのだ。まあ万全の体調でもないので、無理をしないようにと神様が配慮してくれたのかもしれないが、さあ2時間あまりをどうすごそう。
そのとき、ちょうど前にある大型スーパーのなかに休憩所があるのを思い出した。今日はウルトラブックを持参しているので、データの整理をしていれば2時間くらいはすぐにたつはずだ。
休憩所は閑散としていて、隣接している飲食店の店員が声を枯らして呼び込みをしている。休憩所は飲食店専用というわけではないので、なにも注文しなくてもよいのだが、長時間居座ることになるのでなにか注文しようとメニューを見る。あいにく昼は食べてきたばかりだし、コーヒーも飲んできたばかりなので、やむを得ずソフトクリームを注文する。ネクタイ姿でソフトクリームを舐める変なおじさんを演じる羽目になってしまったが、おかげで仕事の方ははかどったので無駄な時間は過ごさずにすんだ。

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2013年2月 5日 (火)

都心の一日

今日は珍しく都心で一日を過ごす。まずは原宿の登山具店で今週末に出かける山に必要な装備を買い、そのまま渋谷まで歩いて、宮下公園でいつものとおりのボルダリング。前回に続いての2級課題のトライであるが、全く進歩なし。別の2級課題は前回ようやく落としたが、こちらの方は、いつになったら落とせるか全く見当がつかない。

そのあとは有楽町に向かい、帝国ホテルでお客さんと1時間あまり面談する。
都心の一日
ここのホテルには一生泊まる機会はないだろうが、上高地の帝国ホテルには泊まってみたいものである。もっとも相当前から予約しないと泊まれないようだが。

まがりなりにも仕事をしたので、余った時間は、駅近くのランナー専用の施設に荷物を預けて、皇居の周りをランニングする。一周目は超スローペースで行き、二周目は徐々にペースアップし、最後の1キロは全力疾走して10キロ走を終える。いつも皇居を走るときは、時間が遅かったり、次の予定が迫っていたりで早々に退散するのだが、きょうは珍しく時間の余裕があったので、日比谷公園によってベンチでのんびりする。
都心の一日
しばらく休んでいると汗も引いて寒くなってきたので、帰途に着く。

妙な一日だったが、今晩から大雪だそうで、宮下公園のクライミングも皇居のランニングもしばらくできなくなりそうなので、いい機会だったかもしれない。

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2013年2月 2日 (土)

春の陽気に誘われて

青梅マラソンまで2週間となったので、この土日のいずれかにコースの試走をしなければマズイのだが、ついでに御岳でボルダリングもしてくることを考えると、朝方まで雨が降って岩が濡れているであろう土曜日よりも日曜日のほうが、いいのだろうが、時ならぬ春の陽気に誘われて、土曜日に出かけることにしてしまった。

いつものとおり、最初は「溶けたソフトクリーム岩」に向かう。ところが、そんなに早い時間でもないのに、誰もおらず閑散としている。やはり岩が濡れていることを懸念して出足が鈍っているのだろう。ただ溶けたソフトクリーム岩自体はさほど濡れておらず、間もなく日も当たってきたので、この時期にしては快適なコンディションと言える。
溶けたソフトクリーム岩にある5本の3級課題のうち4本は既に登っているので(といっても昔の話で今登れるかどうかはわからないが)、残る一本のハングの課題に取り付くのが通例となっているが、今日はほんのちょっぴりだけど解決の鍵が見えてきたような気がした。体が完全に真横になってしまって、マットがあってもチョー怖いムーブなのだが、今日はここまでとして、あとは次回のお楽しみとしよう。
いつもならば発電所の上流にある岩場に向かうのだが、今日は途中まで来ると、対岸のデラシネの岩が、いつもは必ず人がいるのに、今日に限って誰もいない。久し振りにデラシネでも登ってみるかと橋を渡って近づくと、なんと岩はびしょ濡れであった。道理で誰もいないわけだ。近くの超人気スボットの忍者返しの岩に行って見るが、こちらも濡れていて誰もいない。やっぱり今日はクライミングは無理だとランニングに切り替える。

さすがに本番2週間前ともなると、大勢のランナーが試走している。もうタイムを気にせずに走るようになってしまったので気楽なものである。他のランナーに抜かれても、一向に気にかけなくなってしまった。
最初は青梅まで往復するつもりだったか、ゆっくり走ったため時間切れとなって宮ノ平で引き返し、20キロちょっとのジョギングだった。この分なら、タイムはともかくとして、完走だけならできるでしょう!?

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