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2013年2月23日 (土)

城山南壁

城山南壁
久しぶりに城山南壁に行ってきました。翌日、城ヶ崎に仲間と行くことになっているのではるばる伊豆まで出掛けて1日だけではもったいなくなり、同じ伊豆でも反対側の西伊豆の城山南壁からのはしごをしようという魂胆である。
城ヶ崎に行く仲間からの参加はなかったが、城山のみに参加する仲間があり、二人で登ることになった。
10時半頃に南壁基部に着くと、もうたくさんのクライマーが取りついている。まずはマルチの入門ルートであるバトルランナーに取り付く。正規の1ビッチ目は5.8でやさしいのだが、他のパーティーが使用中だったため右のフルハムロード10bから取り付く。さすがに朝一番で登るには厳しく、上部ではインチキをしてしまう。2ビッチ目は一気に核心のハングも越えてしまおうと思ったが、ヌンチャクが残り少なくなってしまったので、ハング下でビッチを切る。
バトルランナー自体は今回が4回目でハング自体は見かけ倒しで慎重にホールドをさがしていけば問題がないことがわかっていたので、スムーズに乗り越すことができた。そこから上部は前回はかなりランナウトしていたのだが、今回は新しいボルトがうち加えられていて快適に登れるようになっていた。3ビッチ目の終了点からはルート終了点の立木がすぐ上に見え、最後のビッチくらいは相棒にリードしてもらおうかなと考えながらセカンドのビレーに入ったらテンションの連続でどうしても登れないと言う。はじめはウソだろうと思ったが、降りたいと言い出したので、やむを得ずハングの下まで下ろし、セルフビレーをとってもらってから私も懸垂で降りる。懸垂2回で地上に降り立ち、遅い昼食を摂る。
その後はフォローばかりだった相棒に何本かリードをしてもらって本日は終了となる。
帰宅する相棒と別れて、翌日の城ヶ崎をめざして伊豆半島の横断に向かう。狩野川の河原は城山を連日登るクライマーの常宿としてキャンプが黙認されているようなので、ここに泊まって、翌朝電車で城ヶ崎に向かうということもできるのだが、話し相手もなく夕方から1人でキャンプしても退屈なので、トレーニングも兼ねて歩くことにしたのである。ところが歩き出してしばらくすると途中の峠まではバスがあり、最終にはまだ間に合うことが判明すると、迷わずバスに乗ることに決定する。バスは他には乗客はおらず、ひたすら峠をめざして登って行く。こんな所を歩いて登らなくてよかったとホッとする。やがてバスは終点の亀石峠に着く。10キロ以上を歩かずに済んだので、もう1時間ちょっと下り道を行けば、伊東線の宇佐美に着くのだが、街中に降りてしまってもテントを張れる場所もないだろうから、途中のどこかにテントを張れる場所はないかと探しながら降りていたら、絶好のキャンプ適地を見つけたので、酒を飲みながら、このブログを書いて、退屈せずに一晩が過ごせそ
うだ。

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