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2013年5月

2013年5月31日 (金)

安部政権に未来を託す危険な賭け

今までの民主党政権がひどすぎたせいも預かって、安部政権の高い支持率は保たれたままである。だが、バブルの再来を願うさもしい人々の投機心に依存するばかりで、企業の設備投資や国民の消費増大といった本質的な問題に対してはなんら具体的な解決策を見いだせないでいる「アベノミックス」の破綻は早晩避けられないものであり、財政赤字増大のつけは国民におしつけられることにならざるをえない。
問題は、その破綻が明らかになる前に、羊の皮をかぶった安倍自民党が参議院選挙で勝利をおさめて、一気に反動化の道を進んでしまうことである。

1つには憲法96条という手続き面の改悪を取っ掛かりとして、日本を兵器面だけでなく、国家の組織や国民の精神構造においても軍事大国化を目指す動きが一気に加速化しかねないことが懸念される。北朝鮮の核開発や中韓との領土問題といった近隣との緊張関係の高まりはそういった風潮を大きく後押しするものである。

一方、経済政策はというと、旧来の自民党の箱もの重視の放漫財政への後戻りであり、財政規律を正すなどという姿勢は見られず、後は野となれ山となれといった長期的ビジョンのない無責任な政策しかないのである。その証拠には民主党政権下で議論となっていた税と社会保険の一体改革といった国の根幹に関わる問題に対しては全く意見が聞こえてこないことである。
さらには原発政策においては民主党政権下における30年代に脱原発を目指すといった方針がゼロベースで見直すとされたが、どうも原発をエネルギー政策の基幹に据えるという政策に舵が切られたようである。
原発の危険性については、このブログでもなんどか取り上げていて繰り返しになるが、事故の危険性のみならず、使用済み燃料の処理技術が確立されてない現在において原発を動かし続けることは後世に対して大きな罪を犯すことになるのである。

今度の参議院選挙では、安倍首相の表面的なソフトさと見せかけの景気回復に騙されると取り返しのつかない結果になるこてを十分考えていただきたい。

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リモートメール

世の中はスマホ全盛で従来の携帯はガラケーなどと呼ばれて時代遅れ扱いされているが、当分はスマホに切り替えるつもりはない。というのは、今のスマホの電池の持ちでは何日も非文明の所にいるのが珍しくない自分には全くの役たたづだからである。予備のバッテリーを持っていくにしても、一体いくつ必要になるかわからない。

とはいうものの白ムクといわれる電話接続カードのないスマホは持っており、この無線LAN機能を使って、ネットに繋げたりすることはある。私の場合はマックとセブンイレブンの無線LANが使えるので、都市部にいる限りはネット接続はあまり問題はない(携帯のIモードでも最低限のネット接続はできるのだが)。ところが今回、田舎の方にしばらく行っていることになったのだが、無線LANの環境が全くないのには参ってしまった。

通常のPCメールは携帯からもアクセスできるようにしてあるのでいいのだが、添付ファイルがあるとお手上げである。携帯のFOMAカードを白ムクのスマホに移してネットに接続してみたのだが、遅すぎて全く使い物にならない。今度はノートパソコンと携帯を繋いでネットに接続してみると、速度自体はまあまあだが、携帯の定額料金の対象外ということで、あっという間に何千円となってしまったので、すぐ止めてしまった(以前、メールソフトだけ動かした時はそれほどでもなかったが)。

どうしたものかと思ったとき見つけたのが、リモートメールというシステムである。
Photo
添付ファイルはPDFであれエクセルであれ、画像ファイルとして携帯で表示され、拡大表示も可能といもので、月額わずか315円である。
さっそくやってみると、たしかに表示はできるが、携帯の小さい画面ではスクロールすれば何が書いてあるかはわかるという程度であまり実用的とはいえない。ただ今までのように添付ファイルがあると、無線LAN環境のあるところに辿り着くまではなにが書いてあるか皆目わからないという状態からすれば、大きな進歩ではある。

まあ自分はエグセクティブな人間ではないし、一日添付ファイルを見れなかったからといって、天地がひっくりかえるというわけでもないので、スマホの電池が携帯並になるまでは、リモートメールと無線LANを補助的に使用して携帯を使い続けることにしようか

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2013年5月26日 (日)

小川山廻り目平キャンプ

小川山廻り目平キャンプに総勢15名で行ってきた。
夕方から参加する1名を除く14名が早朝の小川山廻り目平キャンプ場に集結。東京神奈川勢が中心だが、西は富山から東は茨城まで各地から集まった仲間である。
全員でガマスラブに向かう。スラブでアップした後、我々6人は3パーティーに分かれてガマルートを登る。4ピッチの入門ルートだが、今まで登る機会がなかったものである。
2013052511350000
午前中に終了し、その後はルンゼ状岩壁を登る。10年ほど前に初イレブンをした水曜日のシンデレラを久々にトライしてみる。以前はさほど苦労もなくオンサイト(初見)で登れたものが、今回は核心部でテンションがかかってしまう。力が落ちてしまったことを痛感し、ほろ苦い思いをさせられてしまった。
その後は富山から参加したTさんが同じルートにトライし、苦労しながらも見事にオンサイト。ただトライ時間が長時間に及んだため集合時間に30分ほど遅刻してしまう。
豪勢なバーベキューに舌鼓を打った後、酒を飲みながらキャンプファイアを夜遅くまで楽しむ。
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翌朝は父岩に向かう我々と左岸スラブに分かれて行動する。父岩では3ルートにロープを張ったところで雨が降りだす。しばらく様子を見ていたが、止みそうにないので撤収を決定。終了点までに残置してあるギアを回収するために登りだす。途中、神奈川グループから連絡があり、彼らも撤収してそのまま帰るとのこと。我々もギア回収後にキャンプ場に戻る。一時は雹もふるほどの天気になってしまい、全くの想定外の結果となってしまったが、まあこんなこともあるということで諦めざるを得ないのだろう。

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2013年5月22日 (水)

平日の日和田

先週の天王岩に続き、平日のクライミングを日和田で楽しんできた。
日和田は以前は休日に登っていたのだが、ロープが簾状となる混雑ぶりに嫌気がさして1年あまり足が遠のいていた。
ただ都心から最短の岩場だけに、平日でも結構な人出だったが、その中で珍しい人に出会った。山の世界は狭いというが、今日出会ったNさんは山の知り合いではなく、以前ランニングクラブで一緒だった人である。クライミングもやっているということは聞いていたが、まさかこんな所で出会うとは思わなかった。思出話にしばし花が咲く。
今日一緒に登るOさんは、日和田の常連さんなので、だいぶ以前に一度トライしたものの、観音開きで登る先からのムーブがわからずに敗退し、それから何年もトライしていない「ど真ん中」11a/bにトライするのが今日の課題である。Oさんもまだ完登していないそうだが、観音開きから先のムーブを見せてもらう。そのうちにOさんの顔馴染みの常連さんもやってきて登りだしたが、皆さんもまだ完登には至らないようである。先ほど出会ったNさんも完登寸前までいきながらトップアウトできないようだ。
自分も仲間に入れてもらってトライを繰り返す。ムーブがわかるとかなり上部まで登れるようになったが、さすがに実質初日で完登できるほどには甘くなかった。ただ次回は完登できるのではという期待は抱かせてくれた。次回が楽しみである。いずれにしても楽しい一日であった。

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2013年5月17日 (金)

ラファエロ展

いつもは芸術には縁遠い生活をしている自分だが、上野近辺に用事があったので、家内と一緒に西洋美術館にラファエロ展を見に行く。
ラファエロ展
平日だというのにかなりの人出である。最初に展示してある絵は思ったよりも小さい絵ばかりであった。しばらく進むとお目当ての聖母子の絵である。さすがに黒山の人だかりである。芸術オンチの自分でもこの絵だけは知っている。他の作家による聖母子の絵もいくつか展示されていたが、この絵には他の聖母子の絵にはない気品が感じられるのは気のせいだろうか?いつもはフィレンツェの美術館に展示されているそうだが、何年か前にフィレンツェに行ったときには見た記憶がないのに、わざわざ日本で見るとは妙なものである。
精養軒で食事をしてから家内と別れて仕事に向かう。仕事を済ませてからの途中に岩崎邸があったので立ち寄ろうかとも思ったが、工事中とのことで次回回しとする。その代わりに不忍池の畔でのんびりする。
ラファエロ展
カバンの中にはクライミングシューズも忍ばせてあったのだが、ジムによって行くのも面倒になってきたので、まっすぐ帰ることにした。
仕事に来たのか遊びに来たのか妙な一日であった。

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2013年5月16日 (木)

平日の天王岩

今回の天王岩はいつもとは少し趣向を異にしている。
まずは休日でなく平日に行ったことである。平日ならば貸切状態で登れるのではないかと思ったのだが、これはあてがはずれてしまった。我々よりもかなり遅れて大勢のパーティーがやってきて、休日なみの賑わいとなってしまったのである。
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もうひとつ違うのは、いつもは東京埼玉勢がメンバーの大半なのに対して、今回は半分が神奈川方面からの参加であることである。うち二人は鷹取で何度か一緒に登ったことのある人であり、後の一人は、自分がクライミングを再開した頃の知人である。
鷹取でいつも登っている連中は、天王岩との岩質の違いに戸惑っているようで登りにくそうであった。自分なぞは鷹取よりもずっと登り安く感じるのだが、慣れとは恐ろしいものだ。
10年来の知人の方は、肩故障のリハビリ中であまり登れないようであるが、久しぶりに会えて懐かしかった。
毎日が日曜日?の自分なのだから、これからは平日もちょくちょくクライミングにいってみようかな。時々仕事関係の電話がかかってくるのにはまいるが

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2013年5月14日 (火)

二ヶ月ぶりのランニング

荒川マラソン以来の二ヶ月ぶりのランニング(スピード的にはジョギングと言った方がふさわしいが)をしてきた。
フルマラソンからは足を洗ったが、ランニングから足を洗ったわけではないので、無理のない程度には走り続けていきたい。ゆっくりと走った方が健康にはいいらしいし、何にもしないよりも多少なりとも体力低下防止には効果があるだろう。そしてなによりも走った後のビールの旨さは堪えられない。

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2013年5月11日 (土)

熱川温泉

連休中は山に行きっぱなしだったので、罪滅ぼし?に家内を伊豆の温泉に連れていく。あいにくの空模様ではあったが、初日はまだ雨が降りださなかったので、海に面した露天風呂に入りに行く。
沖合いを行く船を眺めながら、先月出かけた小笠原クルージングを思い出す。

翌日は朝から激しい雨足である。出発は午後遅い時間だったので、それまでの時間潰しとして近くのワニ園に出かける。正直のところ、全然期待していなかったのだが、ワニの他にレッサーパンダや各種の熱帯植物が見られ、時間潰しには最適であった。
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帰りもさほどの渋滞もなく帰京でき、のんびりとした二日間であった。

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2013年5月 6日 (月)

連休最終日

連休最終日
予定よりも1日早く下山したので、連休最終日は午前中は連休前半後半の山行の疲れをとるため寝ていたが、午後からは山行の後片付けと庭の草むしりをする。
せっかくのいい天気なのにもったいないなと、夕方近くの公園まで自転車で出かけ何周かする。
明日からはまた仕事だ。頑張らなくっちゃ。

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2013年5月 5日 (日)

下山

今朝はゆっくりと起きて(と言っても5時前だが)7時にテント撤収して下山開始。途中、屏風岩や前穂東壁を眺めながら、13時に上高地に到着。
下山
今回は滝谷や三峰フェースは登れなかったが、北穂東稜や雪の涸沢キャンプという初めての経験ができて満足すべき山行か

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2013年5月 4日 (土)

滝谷は取り付けず

4時出発して、北穂東稜をめざす。一番に取り付くか、途中でガイドパーティーに抜かれる。後続パーティーも続々到着し、きょうの東稜は大盛況である。早めにでかけておいてよかった。
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核心のゴジラの背も雪が多いため、どこが核心かわからないまま北穂に到着。9時半だから行動時間は5時間半とまずまずであった。腹ごしらえをしてから、滝谷ドームに向かう。
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夏は簡単なアブローチも、急なアイスパーンの下りとなっており、危険を感じて断念し、涸沢に下山する。明日の予定の三峰フェースは雪が多いため、1日早く明日帰る帰ることに変更した。

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2013年5月 3日 (金)

雪の涸沢初キャンプ

雪の涸沢初キャンプ
GW後半は滝谷を目指して涸沢にキャンプです。
入山前には大雪による入山禁止や雪崩情報が入って気を揉んだが、現地に来てみると、だいぶ雪の状態も落ちつぃてきたようで明日からの行動には支障がないみたいである。
穂高には数え切れないほど登っているにもかかわらず、雪の涸沢のキャンプが今回初めてというのは意外に思われるかもしれないが、人の多い山を避けてきた結果に過ぎないのだろう。
明日は2時おきで滝谷を目指します。

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2013年5月 1日 (水)

白峰南嶺縦走及び下山

二日目は携帯が圏外でブログの更新ができなかったので、3回分をまとめて更新します。

<縦走初日>
期待した日の出は北側の山に遮られて見られなかった。
伝付峠に上がって笊ケ岳目指して南に向かう。稜線直下の夏道は雪に隠れていたので尾根通しに行く。しばらくすると稜線上も雪が現れるが、柔らかいのでアイゼンは着けない。右手には南アルプスの大展望が望めるのだが、樹林帯のため木の葉通しにか見られないのは残念である。
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笊ケ岳までのコースは地図では破線となっていて丸2日と書いてあるので予定が立てられず、縦走初日は行ける所まで行くことにする。
意外に調子よく登れて行程も捗ったので、この分なら今日中に笊まで行けるかなという期待も抱いたが、早朝からの行動ということもあって黒桂岳の登りでバテてしまい、頂上直下でテントを張る羽目となる。笊からはだいぶ手前で、この遅れが明日以降にどう影響するかが気がかりだ。

<笊ケ岳登頂及びランカン尾根下降>
前日の行程の遅れから当初予定の青薙山を経て静岡側に下るのは明日の最終バスに乗り遅れるリスクが出てきたため、笊からランカン尾根を山梨側に降りることに変更する。ランカン尾根には一般登山路はないが、昨年知り合いが下山に利用したとのことで、簡単なバリエーションルートがあるらしい。
素晴らしい日の出を見てから笊に向かう。
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途中いくつかのピークを越えていく。這松尾山はコースを少し外れた北側にあるのだが、そのことに気づかずに頂上を目指す。ところが途中で振り返ると、笊へ向かう道と反対方向に向かっているではないか。慌てて来た道を戻ることとするが、たまたまその場所が白峰南嶺には珍しく、樹林が切れて南アルプス主脈の展望が得られる場所だったので、しばし休憩して眺望を楽しむ。
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笊を最終目的に変更したので、ゆっくりと笊の眺望を味わいながら登って行く。今朝の予定よりも1時間遅れの11時登頂である。連休たから南側の布引岳方面からの登山者がいるかなと思ったが無人であった。これで昨日の朝に伝付峠入口であって以来、下山まで誰にも会わないことになりそうだ。
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頂上で360度の展望を楽しんだ後らんかん尾根の下降を開始する。踏跡がないので灌木交じりの雪壁を適当にクライムダウンしながら下の方に見えてきた尾根状の地形をめざして降りていく。
尾根を下り始めてからも迷いやすい所やしょっぱい所がかなりあって時間がかかり、今日の最終バスには間に合いそうもなくなってきた。ヘッドライトをつけての行動では目印の赤テープを見つけるのは困難なため、尾根上では数少ないテントスペースを見つけた時点で、そこにテントを張ることにする。
テントを張り終えるとあたりは夜の帳が降りて、いつもならば夕食の支度にかかるところだが、水が一リットルしか残っていないため、大半を明朝のラーメン用に確保し、今晩は酒とつまみだけで我慢することになった。こんなことになるんだったら、上部の雪のある所で袋に詰めてくるんだったが、後の祭りである。

<下山>
今日は天気が下り坂だが、雨が降る前には下まで降りてしまおうと気合いを入れていく。大金山まで降りると林道らしきものが現れる。その割には車が通った跡かないのが妙であたが、ほとんど登山は終わったような気分になっていた。
林道というのは普通は尾根よりずっと下の沢沿いに作られるものだが、この道はほとんど尾根上にあるので妙だなと思ったら案の定、1時間くらい歩いた所で林道は忽然と消えてしまう。まわりを見回しても、別の道は見当たらない。ただ尾根自体は北の方に連なっているので、このまま進めば登山道のある沢に合流するようだし、他には選択肢がなかったので行ってみることにする。朝方までのような赤テープは一切ないので、尾根が分岐する所ではコンパスとGPSを総動員して進路を決めていった。
降りるに従って道は悪くなっていくが、なんとか下の沢に降り立つことができた。すると左右に赤布が見られ、バリエーションルートにいることがわかる。地図ではすぐ下からは一般登山路となっているのだが、そこまで辿り着くのが大変だった。
沢を水流通しにしばらく降りていくと、ロープ伝いに川原に降りるようになる。そこから先は川幅が狭まって、自分のいる左岸は水流通しも高巻もできなくなってくる。そこで右岸に徒渉して様子を探ってみる。こちらも水流通しに少し進めたがすぐに行き詰まってしまう。岩壁が高くて高巻は論外である。先程の左岸の下流の上部には赤テープがいくつもあるので、そこがルートであるのがわかるが、そこまでどうやって行くかが問題である。赤布直下の岩はとても登れそうにないし、そこは水流が激しくて渡ることさへできそうにない。かといって左岸に戻っても前進不能なことは先程確認済みであり、袋小路に入ってしまったかのようである。弱ったなと思ったが、こんな経験は何度もあるので、まずは荷物を下ろして落ち着いて考えてみる。

対岸に赤布が並んでいる以上はあちらがルートであることは間違いない。そして手前の赤布まで下からは直接登れない以上はもっと上流に高巻地点があるに違いない。上流まで戻るのは面倒だが、安全のためには労力を惜しんではならない。
上流に戻るために、先程よりもやや下流に渡って壁を見上げると、対岸からはわからなかった岩の弱点が見えてきた。一ヶ所凹角が走っていて10メートルほどの高さの中段にテラスがあり、太い木まであって、そこから上は傾斜が落ちている。下部は垂直だが、凹角の左右を突っ張って登れば、空身なら問題なさそうだ。
中段まで登ってから、こんなこともあろうかと用意してきた細引きで荷物を引き上げる。さすがに3ミリで20キロ近くをあげるのはつらかったが、なんとか頑張り、そこからは荷物を担いで登ると、先ほど見えていた赤布に続く踏跡の所に出る。ずっと左の方から固定ロープが続いていたので、予想したとおりに上流の方から高巻の道が来ているのだろう。とすると、先ほど、河原に降りる時に使った固定ロープは一体何だったんだろう。
赤布に導かれて下流に進むと、やけに赤布が増えてきて、左岸からの支流と合流する。地図ではそこからは一般登山道と合流するはずなので、支流の対岸を見ると赤布が見える。ロープと木の枝に掴まって20メートルほど登ると、昨日までは見たこともないような立派な登山道に出る。しばらくすると林道に出るが、朝方には林道が途中で消えるという珍事に遭遇したので、まだ安心できない。堰堤が現れて初めて、これで登山は終わったと安心する。やがて奈良田からの道と合流してバス停に到着して4日間のエキサイティングな行程を終えることができた。

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