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2013年8月 1日 (木)

ベナレス( バーラナーシー)

夜行列車の寝台は下段で予約がされていたが、家族連れが上段と代わってくれと言うので、その方が荷物の安全も確保できて好都合なので上段で寝る。
冷房が効きすぎていて、毛布二枚かけても寒いくらいだ。因にこの列車には20両近くの車両が連結してあるが、AC車はこの車両のみのようである。そんなことも、自分が乗る列車だとは思わなかった遠因かもしれない。バーラナーシーには予定よりも約1時間遅れで到着。ホームにはすでにリクシャワーラーの客引きが来ている。彼らのペースにはまらないよう、ベンチで休んで列車をやり過ごし、ホームに静けさが戻ってから、外に出た。
ガイドブックに出ていた評判のよいホテルの名前を告げると100ルビーで行ってくれるとのことだが、運転席の横に一人の男が滑り込んできた。こいつは何者だ。別に怪しいものではなかった。ホテルの手前が迷路のようになっており、オートリクシャでも入れないような狭い道だったので、歩いて案内してくれる人だった。

 

ホテルで遅い朝食を食べて、しばらく休憩してから、ホテルのオーナーがオートバイで街を案内してくれる。ヒンズー教の寺院をいくつか巡った後に御決まりのお買い物でナある。名産のシルク工房である。100ドル買い物をしたから十分彼のコミッションはでていると思ったのに酒代とチップも要求された。したたかな奴である。最後に、ガートにある火葬場をみてから、モーターボートでガート巡りである。2600ルピーはちょっと高い気もしたが、いい記念になるので乗ってみた。
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途中で、皿に花を飾り、真ん中のろうそくに火をともしてガンガに流すのをやってみろと言われてやってみたが、流す前に火は消えてしまった。それでもしっかり200ルピーはとられた。その代わり、買い物で受け取ってもらえなかった破れた紙幣を混ぜておいた。
ホテルに戻り、屋上でビールを飲みながら、タンドリーチキンのつもりがフライドチキンになってしまった。いつになったら、5年前にイスラマバードで食べたタンドリーチキンの味の再現はできるのか

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