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2013年7月30日 (火)

マトゥラー

マトゥラー
レーからのフライト予備日を使わなかったこと、同行者の帰国時の空港までの付き添いがなくなって二日間の空きが出来たので、デリー近郊のマトゥラーに1泊2日で行ってくることにした。
マトゥラーはヒンズーの7大聖地の一つで仏教美術もガンダーラに匹敵するものがあるらしいので足を延ばす価値はありそうだ。それに列車に乗っている時間も数時間程度なので、この後に続く長時間の列車旅行の予行練習にもなると考えたからである。
登山関係の大荷物を約2週間後に戻ってくるまでホテルに預かってもらうことにして多少は身軽になって出発する。

身軽といってもそれなりの荷物を持っているので、客待ちのリクシャの格好の標的となって取り囲まれるが、無視して地下鉄に乗り込む。

乗り換えれば、ニューデリー駅まで行けるのだが、あえて途中で降りてメインバザール経由でニューデリー駅に向かう。というのはホテルの無線LAN及び共用PCのネット接続がずっと不調なので、ネットカフェに寄っていく必要があったからである。

駅には発車1時間前には着く。発車番線と乗車位置を確認し、次に張り出してある乗客名簿から自分の名前を見つける。これにはだいぶ時間がかかったが、探し終わる頃には列車が入線してくる。

今回は行きの列車は帰りと比べて料金は倍、時間は半分になっていたので、行きはそこそこの列車かなと思っていたら、なかなかどうして、前回の33年前の時に廃車寸前だったものが、いまだに走っているという感じで、帰りが果たしてどんな列車になるのか怖いくらいだ。
デリー始発だったせいか、定刻どおりに発車。逆にちょっとおどろいてしまう。
乗った列車は三段ベッドタイプで中段ベッドは昼間は使わずたたんでおくのだが、子供連れの夫婦が子供が寝てしまったので、中段ベッドも使わせてくれということになり、おかげでこちらは天井に頭がつかえるようになってしまった。まあ1時間半くらいだからいいんだけど

線路は前日、アグラまで行った道とほぼ平行しているが、その時はマトゥラーまで4時間かかっているのに、この列車は最初はゆっくりゆっくり走っているので、これでは1時間半ちょっとで着くなんてとても無理だろうと思っていたら、列車はボロでも牽引する機関車にパワーがあるのか、ぐんぐんとスビードをあげていき、1時間半くらいたった時点では、マトゥラーとおぼしき町に差し掛かるまでになった。マトゥラーの駅は町外れにあるようなので、実際の下車時間は予定よりも20分ほど遅れたが、この程度はィンドでは遅れとは言わないのだろう。

マトゥラーについては急遽行くことになったため、事前には調べておらず、朝のネットカフェでも調べ忘れたので、ガイドブックにある1ページの記述が唯一の情報である。
自分としては下車したら駅前で昼食をとってホテルに荷物を置いて身軽になってから観光するつもりであった。ところが駅は町外れにあるため駅前にはなにもなくて宛が外れたところに大勢のリクシャのドライバーらにいきなり囲まれて、どう対処してよいかわからなくなったので、一度駅に戻り、跨線橋に上がって周囲を見回して自分のいる状況を把握してから対応を考える。町までは、この暑さでは歩けたものではないのでリクシャは使わざるをえないが、目的地を明確にしないと見くびられてしまう。ガイドブックの短い記述からするとホーリーゲート(このブログの一番上の写真)がよさそうだ。前回の時は眼光鋭いインド人にとりかこまれたりすると、それだけで萎縮してしまったものだが、今は彼らはそういう顔をしているだけで人食い人種だというわけじゃないんだと思えるようになったのは年をとって図々しくなったためだろうか
再び駅から外に出て歩きだすと、一番しつこくまとわりつくサイクルリクシャにいくらだと聞くと200ルピーだという。高過ぎると言って去ろうとすると、追いかけてきて100ルピーに値下げしてくる。これで交渉成立だ。彼は遠いんだけどなあとか文句を言っているが無視する。まあこんなはした金のことでガタガタするのも大人げない気がしないこともないが、これも一種のゲームとして楽しんでいるつもりだ(相手にとっては生活がかかっているんだろうけど)
サイクルリクシャはやがて町中に入ったが、行けども行けどもホーリーゲートには到着しない。これには100ルピーではちょっと可哀想かなという気がしてきた。やがてホーリーゲートに着いたが、彼はなにか文句をいいかけたが、機先を制して、まず約束の100ルピー、次にチップの20ルピーと渡して文句を封じてしまう。ところが彼はその後も私に付きまとい、ホテルの前まで来ると、泊まっていけと誘う。彼の手数料が宿泊代に上乗せされるのは目に見えているので無視する。ようやく諦めて行ってしまったので、別のホテルに宿泊を決める。AC付きでお湯のシャワーが出て、昨日まで泊まっていたホテルの半値以下である。一般のバックパッかーからすればかなり上等の部にはいるのかもしれないが、私の年からするとこの程度を最低限としたい。

荷物を置いて身軽になってから観光に出かける。今回マトゥラーに来た最大の目的が仏教美術の見学なので、美術館に向かう。ところが行ってみると門が閉まっている。月曜休館というのは世界共通なのか
その後は、ホーリーゲートに戻り、さらに道を進める。小さい店がびっしりと続いている先はヤムナー川に突き当たる。あちこちで沐浴が行われていてインドに来たことを実感する。このあと、町を見下ろせる小高い丘の上にヒンズー教の寺院があるとのことで行ってみようかなとも思ったが、カメラ持ち込み厳禁といったうるさい制約があるようなので、行くのはやめた。

今回はわざわざでかけた割にはたいしたところには行けなかったけれど、外国人があまり訪れない土地でインド人の生活が垣間見られたのが収穫か

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