カルカッタ二日目
今日はホテルで朝食後に観光名所にもなっている近くの公園に行ってみるが、広大というだけで特に見るべきものもないようなので、適当に切り上げてホテルに引き返す。途中、両替屋に寄り道する。入国時に空港で両替した手持ちのルビーが残り少なくなってきたからであり。日曜日なので両替屋がやっているかどうか心配だったが、ちゃんと営業していて一安心であった。ドルだけでなくて円も両替できるようであったが、手持ちの多いドルの方にした。
ホテルに戻ると、私がダージリンに行くことを知っている人がダージリンが大変なことになっているから、部屋に戻って新聞を読めという。それで新聞を見たが、該当する記事は見つけられなかった。念のためにネットで検索しても、そのような情報はなかった。ただダージリンの天気予報は豪雨に近いような感じであった。ダージリンがモンスーンの影響で天気が悪いことはもともとわかっていたが、たまたま天気のよい日にぶつかって、ヒマラヤの展望でも得られればラッキーだなと思っていた。ところが、そこまで悪い天気だと、行ってもしょうがないし、最悪、閉じ込められて帰ってこれなくなったら大変なので、ダージリンは今回は見合わせて、麓の町から直接ネバールに入ることにした。
今日は特に行くところもないので、トラム(路面電車)の一日券でも買って、市内をあちこち見て回ろうかなと思っていた。トラムの乗り場が近くにないので、そこまでは地下鉄で行かなければならないのだが、昨日利用した地下鉄の降り口が閉まっているのである。隣の駅まで歩いて行ってみるが、そちらも閉まっている。ということは、日曜日は運休ということか。ラッシュの混雑緩和という目的からはわからないこともないが、日本では考えられないことだ。
カルカッタにはおいしい中華料理の店が多いということで楽しみにしていたのだが、疲れてしまってそこまで戻るとのが面倒になったので近くにあったマックに入り、ハンバーガーで3時間近く粘って、涼みながら時間を潰した。
夕方になって、多少は暑さがしのぎやすくなった頃を見計らって、タクシーで駅に向かう。カルカッタに到着した時の駅は幹線が停車する駅だったので大きな駅だったが、こちらはこじんまりした駅だ(と言っても9番線まであるが)。夜行列車の乗り方ももう慣れたものである。駅の近くにはレストランらしきものはなかったので、駅構内の飲食店でインド式弁当を食べる。タルカリとダル(豆)スープという標準的なメニューである。ベンガルということでなにか特徴があるかと思ったが、特に違いはわからなかった。
列車は定刻通り発車して、ダージリンの麓のニュージャグパイルを目指す。ダージリンには寄らずにネバール国境越えを目指す公算が強いが、その場合は夜行バス利用で2晩連続夜行となってしまうので、寝台車で横になれる今晩は、よく寝ておかなければ
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