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2014年3月 5日 (水)

香川県でも苦戦

徳島県内の21番以下の札所巡りと3県最高峰登頂は残った日数では無理なので、高松までの海岸線ツーリングと香川県内で残された83〜88番の札所巡りに作戦を変更する。
徳島から高松までは73キロあるが、最初は海岸線を離れて進んで行く退屈な道で、おまけに徳島市内をようやき抜け出しても鳴門市でまだ香川県ではない。しばらくしてようやく海岸線に達する。久し振りにみる瀬戸内海である。こころなしか穏やかな海に感じる。まもなく香川県に入るが、高松まではまだ50キロほどある。その後しばらくは海岸線沿いに行くが、やがて海岸線を離れて峠を二つ越えると86番札所の分岐点に近づく。

86番札所は国道からさほど遠くないところにあるのですぐわかった。次の85番札所はかなり登らせられた。傾斜割合21%という今まであまり経験したことのない急坂が始まったので、たまらず自転車を降りて押して歩き出す。急坂は延々と続くので、ついに自転車をデポして歩き出す。なんとか明るいうちに本堂に着く。さすがにこの時間になると参拝者は誰もいない。背後にクライミングに絶好な大岩壁を控えた凄い立地である。ここは八乗寺というのだが、途中源平の屋島合戦の碑があったので屋島寺と勘違いしてしまい、もう海岸線の長い登りがある札所は終わったものと思ってGPSに登録してある次の札所を検索すると、ガ〜ン、屋島寺であった!

もうひと頑張りしなくちゃと進み出すと、八十八ヵ所共通の「四国のみち」という道標の屋島寺への方向がGPSのそれと逆方向になっているではないか!!GPSが壊れたのかと、携帯のグーグルマップで確認してもやはり逆方向だ。すっかり頭が混乱してしまい、右往左往して時間を浪費してしまう。

結論はGPSに従うといことになり、国道をしばらく進み、屋島寺への分岐点を曲がったところで疑問は氷解した。屋島寺へ続く道は自動車専用道路だったのだ。先程の道標に戻っても、その先には自転車では通れない山道があるかもしれず、どれだけ時間がかかるかもしれない。ここで今日中に88番札所まで行ってしまおうと今まで張りつめていた糸がプツンと切れてしまった。もうお遍路はたくさんだという気持ちになり、予備日は残しているけど明日は大雨になるという予報もあることだし、このまま帰ってしまおうと、高松駅に向かい、夜行のサンライズの空席を確認するが、あいにく満席であった。やむを得ず駅近くのホテルに泊まり、明朝帰宅することにした。

その晩は満たされない気分で悶々としていたが、酒の力を借りて早めに寝入ってしまった。

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