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2014年4月19日 (土)

つづら岩アイゼントレ

つづら岩アイゼントレ
GWの宝剣中央稜のためのアイゼントレをつづら岩で行ってきた。宝剣中央稜は若い頃に何度も登っており、GWの時にも登っていて、その時はアイゼンを付けずに登った記憶があるが、最近の記録をネットで見ると、アイゼンを付けて登ったものがあったので念のためにトレーニングをしておくことにした。

バスの本数が少ないので武蔵五日市発7時40分という早いバスに乗らなければならなかった。千足で下車してそこから1時間30分位の急登で稜線に達して少しトラバースすれば岩場の眞下に出る。こんなに歩かされる所にはフリークライマーはまず来ないだろう。そのせいか高難度のルートもないようだ。もっともつづら岩はフリークライミングが日本に広まるずっと以前から本チャンのトレーニングとして岳人に親しまれてきたゲレンデであり、私が若かりし頃に岩登りの洗礼を受けた所でもある。それはともかくとして、支点は古びたハーケンが中心であり、たっぷり体力トレーニングもできるなど正に本チャンクライマーのための岩場である。

早めに着いたにもかかわらず、もうかなりのクライマーが登り出している。こんな時期に登りに来る人はアイゼントレの人が多いのだろうと思っていたら、ああ勘違いで、後から来た人も含めて20人近くのが登っていたが、アイゼントレは我々二人だけで、他の人はフラットソールでマルチピッチの練習をしているようだ。

アイゼンで登るのは通常は緊張するものだが、今回は宝剣中央稜のトレーニングなので難しい所を登る必要はないため、Ⅳ程度のピッチだけのルートを登ったので楽チンだった。なんてたって、ガバホールドばかりなんだから

登った2ルートはいずれも1ピッチで登りきれるものであったが、それぞれ事情があって途中のテラスでピッチをきってしまった。まあマルチピッチでのロープ操作の練習ができたのでよしとしましょう。この外、アイゼンを付けてのアブミの練習も出来、宝剣中央稜のトレーニングとしては十分な成果が得られたと思う。

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