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2014年5月30日 (金)

シベリア鉄道

ウラジオストクからイルクーツク目指して3泊4日の鉄道旅行に出かけています。この旅を思い付いたのは、家内が社会人一年生の時にはほぼ同じ行程で計画したらしいのだが、14日の休暇が認められずに断念したと聞いていたので、そのリベンジてす。な〜んちゃって単に自分の好奇心で行ってくるだけなんたけど。もっとも家内が計画した時には、ウラジオストクが外国人立ち入り禁止だったため、ナホトカまで船で行き、そこからシベリア鉄道支線に乗ってハバロフスクで本線に乗り換え、帰りも同じ経路を帰ってくるというもので2週間を要したらしいのだが、今は半分の一週間で行ってこられるるようになってしまった。

ホテルから駅までは近道で行けば15分程度だが、寄り道したりして倍以上かけて行く。それでも駅では2時間近くの待時間があった。

今回は奮発して一等寝台の旅だ。数年前にモスクワからサンクトペテルブルグまで夜行列車に乗った時は2等寝台だったが、個室の4人だと、長い期間の旅になると同室者に気を使って大変だろうということで2人部屋の一等にしたというわけである。

列車はウラジオストクからしばらくは海岸沿いに進んでいく。やがて海から離れてシベリア大平原を行くようになると、変わり映えのしない景色が続いて、直に車窓を眺めるのも飽きてくる。途中の停車駅での停車時間は数分程度のところがほとんどのため、車外には出られないが、たまに長時間停車する駅があるとホームに出られるので気分転換にはなる。
シベリア鉄道

シベリア鉄道

さすがに一等車だけあって部屋にはテレビがついているが、当然のことながら訳のわからないロシア語放送ばかりなので見る気もしない。今回退屈しのぎに持ってきた本はドラマ「半沢直樹」で人気沸騰した池井戸潤の直木賞受賞作品である「下町ロケット」と丹念な資料調べに基づく作品作りで定評のある吉村昭の「大黒屋光太夫」上下の文庫本である。後者についてはだいぶ以前に読んだことがあるが、イルクーツクを経てはるばるサンクトペテルブルグまでエカテリーナ女王に謁見するためにシベリアを横断していく物語が今回の旅行にぴったりだし、読書好きの家内もまだ読んだことがないというので、あえて持ってきた。「下町ロケット」は期待にたがわず面白く1日で読んでしまったが、「大黒屋光太夫」の方は明日以降の楽しみに残しておく。後はブログを書いたり、PDAでテトリスまがいのゲームをしたりして時間をつぶす。
夕食は持参した山用のフリーズドライの混ぜご飯とスープである。この列車には食堂車も連結されているが、バカ高いという評判だったので、かさばるけれども3日分の食料を持参してきたのである。どうも貧乏性のために妙なところでケチってしまうのである。

食後は何もすることがないが、深夜まで頑張って起きてみる。というのは極東ロシア最大の都市ハバロフスクで下車してみたいからである。やがて列車はハバロフスク駅に静かに滑り込む。30分の停車時間があるので駅前に降りてみる。駅前から眺めただけでもウラジオストクを凌ぐ大都市であることがわかる。これで満足したので寝台車に戻り、シベリア鉄道初日はピリオドとなる。
シベリア鉄道

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