青春18切符の旅一日目
飛び石連休は木曽川をツーリングしながら岐阜県のボルダー数ヶ所を巡る予定で青春18切符と帰りのムーンライトながらの指定席を購入してあったのだが、時ならぬ大雪で岐阜県はだいぶ積雪があるようなので、ボルダリングツアーは中止することになった。とりあえず日曜はリソールしたシューズの試し履きということで、何人かに声をかけてクライミングを誘ってみたが、急なことだったので予定が合わず、参加者がなかったため一人で御岳ボルダーに出掛けてみた。ところが前日の雨でどこの岩もびしょ濡れ、天気予報では晴れとのことだったので午後には乾くことを期待したのに午前中は日がささず、あきらめムードになる。しょうがないのでマミ岩のSD2級の課題は下部はさほど濡れてなかったのでトライしてみる。ここは昔よく登っていた時でも落とせなかった課題だが、今回は攻略のヒントをつかんだような気がしたので、乾いている時にもう一度トライしてみようという気にさせてくれた。
これ以上ここに留まっても岩の状態がよくなる見込みがないので、御岳ボルダーを去ることにしたが、まだ1時で帰るにはあまりにも早すぎる。そこで青梅マラソンの練習を兼ねて、ジョギングをしていくことにした。マットを背負って走るのは初めてだが、ゆっくり走っているせいもあって、思ったほど走りにくくはなかった(見た目は奇妙な光景だったでしょうが)。途中で日がさしてきて暑くなってきたのは皮肉なものである。
本来は今日登るつもりだった日向和田駅近くの岩に立ち寄ってみると、岩はすっかり乾いていて1バーディーが登っていた。全く惜しいことをしたものだ。
前置きが長くなってしまったが、本題の青春18切符とムーンライトながらの旅に移ろう。まずは静岡まで行き、前回の白峰南嶺縦走時に歩き残した安倍街道を静岡まで走ってみることにした。距離は40キロ近くあり、最近は全く長い距離を走ってないので少し不安になったが、ゆっくり走ればなんとかなるだろうと思った。
前回歩きで到達した大野木でバスを降りたのが12時過ぎで、そこからランニングをスタートする。最初は下りが続くので快適に進む。そのうちに傾斜はなくなってきたが、スビードを落として走っているので、ほぼ一年ぶりの20キロを過ぎても特に疲れは感じない。ただ思っていた以上にスローペースなので、このまま静岡まで走ると予定した電車に乗れるか危なくなってきた。30キロ近く走って残り10キロとなった時点で、これからの行程を考えるとタイムアップとなったので、静岡までバスに乗ってしまうことにした。今回残してしまった10キロについては、いつになるかはわからないが、フォッサマグナとして知られている静岡―糸魚川構造線を踏破する計画があるので、その時にでも歩いてみよう。
もうひとつのムーンライトながらに乗る件は、静岡から乗ってもよいのだが、それだと長時間待たなければならないし、睡眠時間も短くなってしまうので、名古屋まで行くこととし、途中大府で下車して武豊を往復してくることとした。というのは武豊線には未乗車だったので、JR全線乗車を目指している自分としては一石二鳥になるからである。
武豊線はただ乗っただけであり、闇夜で展望もなく面白くもなんともないが、これでJR東海の未乗車路線は名松線を残すのみとなった。名松線は長い間、不通区間が放置されてきたが、来年度中には全線が開通するそうなので、機会があったら行ってみよう。
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