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2015年4月 2日 (木)

北海道歩き残し消化の旅2日目

今日の行程は35キロ程度とさほどでもないのだが、足の調子が今一つで難渋も予想されるため、ホテルの朝食はパスして、昨日買っておいたコンビニ弁当を早朝から部屋で食べて始発バスで豊富に向かう。がら空きだった車内もいつしか通学する高校生で満員となったが、高校生が下車するとまたがら空きとなって終点の豊富に着く。

豊富の街外れから稚内近郊までの30数キロの間にはお店はおろか自動販売機すらなく、人家に出会うことすら稀とのことだったので豊富駅前で行動食を買ってから出発する。雪解けの始まった広大なサロベツ原野は昨日の日本海沿いを行く旅とは違った意味で北海道らしい風景で退屈することなく歩くことができた。おまけに日本海に浮かぶ利尻の端正な山容が間近に望まれて写真を撮りまくった。ちょうど樹木の切り開きがある地点まで来た時に下り列車が通りかかったので慌ててカメラを取り出したが、撮影チャンスを逃してしまった。絶好の撮影ポイントなので、それでは今度は上り列車を撮影しようと時刻を調べてみると、1日数本しか運行されないのに、後20分くらいで通過することがわかった。そこで少し早めの朝食昼食をとりながら列車を待っ。予想していた時刻に列車の警笛が聞こえてきた。カメラを構えて中央上部に利尻岳、その下に1両編成の列車という構図を思い浮かべていたが、シャッターを押すのが若干遅れて、列車全体を写しきれなかったものの、まずまずの写真が撮れた。
P1040097

そのうちに景色にも飽きてくると、たいした重さもない荷物が重く感じられるようになり、がっくりとペースが落ちてきた。そこで改めて計算しなおしてみると、今のペースのまま歩き続けると、ゴール地点から稚内駅までの最終バスに間に合わなくなる恐れがでてきた。そこで時速4キロまでスビードを上げることとし、15分ごとに1キロ前進したかどうかをチェックしながらの歩くことにした。これで気が紛れたようで、疲れもさほど感じなくなり、2時間ほどは時速4キロのベースにを維持することができた。

ゴールまで8キロの地点には6時頃に到着したが、最終バスまでは3時間以上あったので、歩みさへ止めなければ、間に合うことを確信した。安心して気の緩みが出たことと、夜道で足下が見えにくくなったことが重なってまたペースはおちていったが、確実にゴールは近づいてきた。最後にちょっとした峠を越えると眼下に稚内の街の灯りが広がり、やっと辿り着いたかという思いであった。

市街地に入り、国道が稚内方面と宗谷岬方面に分かれるところに出る。稚内から宗谷岬までは既に歩いているので、ここを今回のゴールと決めてあったので、近くにあるはずのバス停に向かう。

夕方バス会社に確認したバス時刻では最終の1本前にも十分な間に合うはずなのだが、肝心の潮見4丁目というバス停が見当たらない。だいぶ歩いてバス停があるにはあったが、停留所の名前は潮見3丁目となっており、表示されている行き先も時刻も事前に確認したものとは異なっている。頭が混乱してきたが、とりあえず最終の1本前のバスを待っ。ところが時刻をいくら待ってもバスは現れない。このままでは最終バスにも乗れなくなるのではと少々焦りだす。その時ふときづいたのは、今いる国道の裏手にもう1本の通りの少ない道路があることだった。4丁目のバス停はそちらにあるのではないかと裏通りに出て少し戻ると、そこに4丁目のバス停はあった。バス会社に電話した時に4丁目のバス停の場所も確認したのだが、もう少し親切に教えてくれればこんな苦労はしなくてすんだのにと文句を言いたくなった。とまれ、これでようやく歩くことから解放されて、あとは文明の利器の力を借りてホテルまで直行するだけだ。

ホテルでは腹ごしらえをした後、最上階の温泉に冷えきった体を浴し、疲れた体をリフレッシュしてから部屋に戻ってビールで無事目標達成を祝った。北海道で歩き残した箇所があることが、ずっと気にかかっていたので、今回それをクリアできたことは素直にうれしく思っている。

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