復旧仙石線
国会前抗議行動も中休みとのことで、土日切符を利用して、今年の5月に全線復旧した仙石線を乗りに行った。土日切符は東北南部までのJR東日本の路線をがフリーパスなのだが、それだけでなく、沿線のかなりの私鉄も乗車できるので、福島から仙台近くまで通じていて前から気になっていた阿武隈急行にも乗ることにした。
今回は時差ぼけからの回復が遅く、今日も夜明け前から目覚めてしまったので、予定よりも1時間ほど早く家を出たが、阿武隈急行の本数が少ないため、福島以降の行程は当初の予定と同じくなってしまった。
仙石線の復旧に際して、快速運転をする東北線経由の仙石東北ラインというのが新たにでき、各駅停車の仙石線とは別ホームになってしまったため、初めての者にとっては非常に分かりにくなってしまった。自分も危うく各駅停車の仙石線ホームに行くところであった。乗り換え時間がそこそこあったので問題はなかったが、そうでなければ大いに焦るところであった。
3年ぶりの石巻は駅前に降りて見た限りでは表面的には震災や津波の爪痕は残ってないようであった。もっとも駅前は比較的高台にあって津波の直接的な被害は受けてなかったが、沿岸部の今がどうなっているかは、明朝にでも確認しておこう。
石巻で早目の夕食代わりのサンドイッチを食べて、女川に向かう。3年前に自転車で通った時は、津波によって壊滅的な被害を受けていた線路も見事に復旧されているし、漁も昔どおりに再開されているようだ。
女川に着いたときは4時半過ぎだったので、牡鹿半島に足を伸ばすことにした。あわよくば半島の先端まで行ってみようと進むと、「住宅があるのでスピードを落とすように」との表示かある。こんなところに住宅がと思ったら、仮設住宅であった。震災津波はまだ過去の出来事ではなかったのだ。
女川原発の手前に6時前に着いたが、このペースでは半島先端までは無理と判断して引き返すことにした。夜道なので慎重に乗ったこともあるが、予約していた石巻のホテルに着いたのはチェックイン予定時間の9時だった。あそこで引き返したのは正解だった。
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