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2015年8月15日 (土)

天皇制反対のデモ見物

終戦記念日の今日は、昼過ぎまでは終戦記念番組を見た後、夕方に靖国神社周辺で開かれる天皇制反対のデモを見に行く。天皇制をめぐる自分の立場は基本的には反対であるが、戦前の天皇制は海外侵略と人権抑圧を産み出した元凶と否定されるべきものであるが、戦後の象徴天皇制は日本人の精神構造に関する部分は別として、政治的な影響力もないし、平成天皇の人柄もあって、目くじらを立てるほどのこともないかなという感じで、積極的にデモに参加するつもりもなかったが、右翼による妨害が激しいと聞いていたので、一体どんなものか見てみたいという好奇心もあって出掛けてみた。

飯田橋に集合とのことであったが、一向にその姿がない。遠く靖国神社方面に警察の車が並んで見えたので、そちらに行ってみる。近づいてみると、そこから靖国神社までは右翼及びその同調者がびっしりと並んでいてまさに右翼の牙城という感がある。
遠くの方に隊列が見えたのでデモ隊が来たのかなと思ったが、そうではなくて戦没者慰霊の行進であったが、みな日の丸を掲げていたので、広い意味での右翼なのだろう。
天皇制反対のデモ見物
いつもこういう場所に身を置いたことがないので、居心地が悪くなり、デモ隊がやってくるであろう方向に進んでみる。

沿道にはカメラを構えた群衆が一杯で、道路の端には警官が切れ目なく立っていて、まるでなにかの記念パレードが始まるかのようであった。

やがてデモ隊がやってくるが、その数は数百人といった程度である。沿道から右翼が飛び出してデモ隊を妨害しようとするが、その度に機動隊にしっかりとガードされる。自分の若い頃は、ジグザグデモをしたりして機動隊と小競り合いをしたりしたものだが、今は機動隊がデモ隊のガードマンになってしまったかのようである。
天皇制反対のデモ見物

デモ隊が通り過ぎたので帰ることにしたが、その時ふと思ったのは、デモの際中は機動隊に守られているからいいが、解散後にプラカードやゼッケンというデモ参加者であることがわかる姿で右翼が群がる中に置かれてしまうのは怖いものがあるなということである。今なお厳然としてタブー視される天皇制反対を掲げて、右翼の牙城の靖国神社に終戦記念日を選んで乗り込むとは勇気のある連中だなあと妙に感心してしまった。

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