« 義務としての旅 広島編 | トップページ | 義務としての旅長崎編 »

2015年8月 8日 (土)

日本最西端の鉄道の旅

日本最西端の鉄道の旅 日本最西端の鉄道の旅 日本最西端の鉄道の旅
博多を早朝に出て、地下鉄空港線を経由してJR筑肥線で伊万里に向かう。筑肥線は途中の唐津で西唐津までの1駅区間だけの支線を分岐しているが、そちらを経由しても伊万里に到着する時刻は変わらないので寄り道をしておく。伊万里には9時半前に到着するが、松浦鉄道の次の発車時間までは30分くらいあったので、近くのスーパーでサンドイッチを買って遅い朝食を摂る。どうも今回の旅行ではろくな物を食べていない気がする。毎度のことではあるが。

 

松浦鉄道は日本最西端の鉄道として知られ、途中のたびら平戸駅は日本最西端の駅でもある。佐世保までの運賃よりも1日乗車券を買った方が若干安いようなので、途中下車の予定はないが、そちらを買う。1週間くらい後ならば65歳以上の特典で半額料金となるとのことで惜しいことをした。

 

たびら平戸駅は最西端の駅の看板がかかっているだけで何の変鉄もない駅である(最西端の駅の資料館はあるようだが)。次の電車までは1時間半近くの待ち時間があるようなので、最西端の駅の看板の写真を撮っただけで下車せずに素通りする。最北端の駅である宗谷駅は何回か利用しているので、あとは最東端の根室駅と最南端の西大山駅にも近いうちに行ってみよう。もっとも経度としては那覇空港駅の方が西にあるようだが、あちらはモノレールなので、鉄道の概念をはずれてしまうのかな。まあ那覇空港駅も利用したことはあるので、どちらが最西端の駅になってもよいのだが、因みにJRに限定すれば、最西端の駅は佐世保駅になるのかな?後で調べておこう。

 

佐世保駅では乗り換え時間が45分あるので、なにか名物でも食べようと佐世保のグルメを携帯で検索してみる。1位は佐世保バーガーだったが、これはもう全国版ということで外す。2位はチャンポンということで駅前の店もでていたが、長崎が本場だろうと、これも外す。その次にはハウステンボスにあるお店の名物料理がいくつかでていたが、これは問題外である。下位には佐世保ラーメンが載っており、その中にカラスミを使った黒いラーメンといのがあったので、これは面白そうだとグーグルマップで店を検索すると、駅からちょっと遠くてお店の滞在時間が30分以下となってしまうので、どうしたものかと思っていたところ、終点の2つ手前の駅で降りた方が店まで近いことがわかり、これならば比較的余裕をもって食事ができるだろうと、手前の駅で降りてそのお店に向かう。ところがグーグルマップには載っているのに、現地にはそのお店はないのである。狐につままれたような気分になってあたりを探してみるが、ないものはないのである。やむをえず、近くにあった別のラー
メン屋にはいる。まあ佐世保ラーメンには違いないだろうからいいかということで、その店での人気ラーメンを注文する。味は可もなし不可もなしといったところである。

 

佐世保からは再びJRで今日の目的地の諫早を目指す。途中の早岐の駅でホームの反対側に話題のななつぼしが停車しているのに出会い、なにやら得した気分になった。いつか、ななつぼしに乗る機会があるだろうか?

 

諫早で下車してホテルの場所を確認しようとしたら、どうもおかしい。駅近くのホテルは満室だったので、隣の西諫早の駅からはかなり遠くてインター近くのホテルに辛うじて空き室があったので、そこを予約したことを忘れていたのだ。

 

まだ日差しの強い時間帯を汗を流しながらホテルまでの長い道のりを歩く。3時過ぎにホテルに着くなどということは自分としては珍しいことだ。昨日は立ち寄り湯に入り損ねたが、今日のホテルには浴場があるので、久しぶりに浴槽に体を浸すことができた。コインランドリーもあったので、汗ばんだ衣類はすべて洗濯してさっぱりした気分になった。今日はもう外出せず、食事もすべてホテル内で済ませるつもりだ。こんな日がたまにあってもいいだろう。

|

« 義務としての旅 広島編 | トップページ | 義務としての旅長崎編 »

旅行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本最西端の鉄道の旅:

« 義務としての旅 広島編 | トップページ | 義務としての旅長崎編 »