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2015年9月 5日 (土)

デモの意義

大阪維新の会の橋下のバカが安保法制反対デモについて、参加者数が有権者の一部にすぎないとデモの意義を過小評価するコメントしていたが、これはいかに彼が民主主義というものに無知であるかということを露呈したものである。

民主主義の実現手段として選挙が消極的な手段ながらももっとも重要であることは論をまたないが、その民意というのは、あくまで選挙当時という過去のものに過ぎない上、無党派層が多数を占めている状況では政権党といえども消去法で選ばれた側面が強く、その政策が全て支持されているとは言い難いのである。このような選挙というシステムが持つ欠陥を補完するために積極的な民意を主張する手段としてデモがあり、その主張には政権党も耳を傾けるべきなのである。ましてや今回はマスコミの各種調査でも安保法制反対が多数を占めており、デモ参加者の主張はまさしく民意を代表しているものと言えるもので、その主張は政策に反映されてしかるべきものといえよう。

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