« 年賀状作戦・お友達作戦 | トップページ | 東海道海岸線沿いの旅二日目 »

2015年12月29日 (火)

東海道海岸線沿いの旅一日目

東海道を歩いたのは6年前にもなるが、五街道としての東海道が海岸線近くを通っているのは驚くほど短い区間しかない。その後に何度か東海道海岸線沿いのコースを行ったが、美保の松原〜御前崎に行った際に、安倍川河口から焼津までの海岸線沿いの道が通行止めとなっていて迂回したため、まずはそのコースから手をつけることにした。

今日から正月休みとなるところが多いので、湘南新宿ラインは空いているだろうと思いきや、結構混んでいて臨海線の乗換駅である大崎でようやく座ることができた。平塚、熱海と乗り換えて10時過ぎに静岡駅で下車する。

ここから安倍川河口までは安倍川源流域からの下降の仕上げも兼ねるものであり、さらには親不知から日本アルブス主脈経由の太平洋までという日本列島横断コースの総仕上げを兼ねるものでもあった。

安倍川河口に行く途中に登呂遺跡があるので立ち寄る。今はあちこちから遺跡が発見されているが、自分が子供の頃はここが国内では唯一の遺跡だったように記憶している。奥の方に博物館もあったが、年末でお休みだった。
東海道海岸線沿いの旅一日目

安倍川を渡って焼津に向かう道に入ると、焼津方面通行止めの標識があり以前のままだ。1年以上も通行止めが続いているとは信じられない。前回はここで引き返したのだが、自分の目で確認しないと信用できないので前進する。

かなりの登りとなってぐんぐん高度を上げていく。振り返ると駿河湾と静岡市内の街並みの背後に富士山が望まれて素晴らしい眺めである。

峠まで登りつめるて、そこから先は焼津市でゆるやかに下っていく。ひょっとして通行止めはなくなったのかなという淡い期待も抱かせたが、それもすぐに打ち砕かれた。前方に厳重に封鎖されたトンネルが現れたからである。これで諦めもつき、またしても引き返すこととなった。それにしても長期間にわたって通行止めが解除されないというのが不可解である。一見したところでは最近工事が行われた形跡も見られなかったので、予算等の関係で工事がストップしたままなのかもしれない。山を越えた所には国道が走っており、通行止めのままでも大きな障害はないのだろう。

来た道を用宗駅まで戻り、これからの方針を検討する。もう少し戻って国道に出れば焼津まで行けるのであるが、途中にあるトンネルが自転車は通れないという情報もあり、また引き返すのはいやなので、さきほど焼津市内にわずかとはいえ足を踏み入れたこともあり、このまま電車に乗ってしまい、焼津は素通りしてしまうことにした。、

舞阪で下車して渥美半島の先端の伊良湖岬を目指す。国道1号線から伊良湖岬に分岐する道がわかりにくく、時間を浪費してしまう。予定では今夜中に伊良湖岬を回って田原に至り、電車で豊橋まで戻れば泊まる所はいくらでもあるだろうという楽観的な計画であった。ところが行程の遅れから、伊良湖岬経由で田原に廻っても、豊橋行きの最終には間に合わないことが確実視されるようになった。最初はその場合には田原駅で仮眠して翌日は田原駅から行程を進めるつもりであったが、せっかく伊良湖岬まで来ながら真っ暗の中を通過してしまうのは勿体無いという気がしたのと、明日の行程は比較的余裕があるので、無理して今日中に田原まで行く必要もないと思い直して、泊まれるところがあったら泊まってしまおうと民宿に連絡してみたが、断られてしまった。よく考えてみれば当たり前で、一番の稼ぎ時に予約なしで泊まれると考えた方が間違っていた。

さあてどうするかと思っていたところ、伊良湖岬の手前10キロくらいにさしかかった時に、バス停の横に立派な待合室の小屋があるのを発見した。今日は北風が吹いているが出口は南向きなので風も防ぐことができるし、持ってきた衣類を全て着込めば、上等なビバークもできる。途中のコンビニで酒もつまみも十分仕込んできたので、申し分のないビバークである。ではお休みなさい。

|

« 年賀状作戦・お友達作戦 | トップページ | 東海道海岸線沿いの旅二日目 »

自転車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東海道海岸線沿いの旅一日目:

« 年賀状作戦・お友達作戦 | トップページ | 東海道海岸線沿いの旅二日目 »