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2015年12月 3日 (木)

民意とは?

民意とは?
民意とは?
昨夜のプライムニュースでは沖縄県知事の辺野古埋立承認取消をめぐる裁判での出廷があったことから、その討論がおこなわれたが、県知事側は社民党の福島議員一人なのに対して、国側からは戦争法制の強行採決時に悪役ぶりを発揮した佐藤議員に加えてアメリカ政府の日本問題の元責任者という肩書ではあるが、実質的には国側と同一意見の人間を出席させていたのは不公平である。なぜなら人数が倍になれば、発言時間も倍になるからである。また、この裁判を公有水面埋立法に関する手続き面だけの争いに矮小化させ、沖縄基地問題の本質に関する議論は避けたいとする国側の方針に歩調をあわせるかのように、福島議員が海兵隊は日本の防衛には無関係であるという本質論に踏み込もうとすると、司会者が発言を遮って「安全保障の問題は後で」と言いながら、最後までこの問題に言及する時間を与えなかったのは、極めて不公正な司会ぶりであった。

それはともかくとして、福島議員が沖縄の民意を尊重せよと主張するのに対して国側の代弁者が国民の民意を代表している与党政府が決めた国防政策に対して一地方が反対することはできないという暴論を吐いていたがとんでもないことである。たとえ国民全体の意思によったとしても、特定の一地域に多大な損害を与えること(ないしは現に与えている損害を除去しないこと)は、当該住民の同意なしに行えないことは民主主義、地方自治のイロハであるのに、そんなこともわからないとは呆れてものが言えない。それにもかかわらず、移設に賛成している辺野古住民の民意を知事が無視しているのはけしからんと自己矛盾とも言える非難をしているのはお門違いもいいところである。辺野古住民が移設に(多分消極的だとは思うが)賛成しているのは、基地ができれば雇用の機会が増えるからであろうが、その機会を与えることになる施設の建設を許可するかどうかは上位の自治体の裁量の範囲内の問題で下位の「自治体」の民意云々とは別の問題である。ただ政策論とし
て考えると、移設が中止になった場合には、辺野古の自然を損なわない範囲での観光施設を設けて雇用の機会を作るというプランを示して、辺野古住民の気持ちを変える努力は必要であると思う。

話は変わるが、今日3日は作家の澤地久枝さんの呼び掛けによる「アベ政治を許さない」のポスターを13時に掲げる日である。別にどこで掲げてもかまわないのだが、一人でスタンディングをするのは寂しいなあと思っていたら、国会前でも行うという書き込みがあったので、早速出掛けてみた。

早めに着いたので、ザックに「アベ政治を許さない」のポスターを張り付けて皇居一周をジョギングする。走力が全く落ちてしまったために抜かれっぱなしになるが、それだけ大勢のランナーにボスターを見てもらえるのだと思うと、抜かれることが全然苦にならない(ランナーからの反応はないんだけれども)。いつもならば、昼休みで大勢のランナーが走るところであるが、今日は小雨のためランナーはまばらだったのは残念だった。

国会前でのスタンディングには100人近くが集まっていて呼び掛け人の澤地久枝さんも見えていた。シュプレヒコールをあげ、写真をとり、澤地さんの話を聞いて解散した。次回は1月3日で子供たちが集まることもあり、来られるかどうかわからないが、万難を拝しても参加するようにしたい。帰りは気持ちが高揚していることもあったのか、いつもならば気恥ずかしくてザックから外してしまうポスターを家までつけたままにしてしまった。

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