ひめゆりの塔
5時に目覚ましをセットしておいたのであるが、4時にチェックイン開始のアナウンスがあり騒々しくなってきたので起きてしまった。LCCはターミナルまでは少し遠いが、搭乗口までは近いので便利である。
那覇は台北よりも暑く感じた。天気予報で雨を覚悟していたが、まずまずの天気となりラッキーであった。空港からはひめゆりの塔に直行する。10数年前の那覇マラソンの際に横を素通りするだけで参拝がかなわなかったことがずっとひっかかっていて、なにか負債を背負っているような気がしていたので、今回ぜひとも行っておきたかったのである’。
資料館にはたくさんの写真と手記が陳列されていたが、直視するのが辛くて断片的にしか見ることができなかった。人間をここまで悲惨な状態に追い込んでしまう戦争の惨たらしさに憤り、あらためて非戦の思いこみ思いを強くした。
次に向かう平和記念公園行きのバスまで1時間程度の待ち時間があったが、距離は4キロ弱なので、歩いた方が早いと歩き出す。沖縄戦で逃げ回った人たちも歩いた道かもしれないと思いを馳せながら歩き続けた。
平和記念公園は日本全国各地の戦没者の碑が建てられているが、何故この地になったのかについてはわからずじまいであった。こちらにも資料館があり、沖縄の歴史が紹介されていたが、沖縄戦のウェートが高いのは当然としても、95年の少女暴行に対する抗議行動で終わっていて辺野古に関する記述が全くないのは納得できない。紛争中の事案に関しては難しい問題があるのはわかるが、両論並記となってもよいからなんらかの記述をすべきだったのではないだみる。事故後半年近くクライミングをやってなかったので、軽めのボルダリングでお茶を濁したが、この分ではまだクライミングができるかなという気が
してきた。その後は名護のホテルに直行し、明日の座り込みに備えて鋭気を養った。
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