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2016年2月13日 (土)

坂東三十三箇所札所巡りの仕上げ 初日 房総半島横断

昨年の5月から始めた坂東三十三箇所札所巡りもいよいよ最後の仕上げということで、途中不参加となってしまった家内も再び参加することになった。

今回のもうひとつの目的は五井から大原までの間を小湊鉄道といすみ鉄道を乗り継いで房総半島を横断するというかなり前からやってみた計画を実現することである。二つの鉄道は超ローカルな路線で鉄道ファンには人気があるようである。そして冬の期間限定だが、二つの鉄道を通して乗れる割引切符があり、しかも指定された店で使える680円のお買い物券までついているというたいへんなお買い得である。

五井から小湊鉄道に乗り込むと人気鉄道だけあって、たくさんの鉄ちゃんが乗り込んでいる。三十一番札所の笠森寺近くに向かうバスに向かうために安房鶴舞で下車したが、他に降りる人はいなかったので、札所人気は今一つのようである。

バス停から笠森寺入口までは20分ほどの歩きである。実は笠森寺入口にもバス停があって、牛久駅からのバスがあるのだが、私が調べた時にはいい時間のバスがなかったように思ったので、安房鶴舞から遠回りして来たのだが、笠森寺入口に着いてみると、ちょうど牛久方面からのバスとすれ違ったので、私の調べ方が間違っていたのかもしれない。まあいずれにしても笠森寺入口に到着する時間は同じことだし、早春の田園風景を楽しみながら散策できたのでよしとしましょう。

笠森寺は坂東三十三箇所札所の中でも上位5位以内に入るくらいの参拝者の多いお寺である。急な階段を登りつめたところにある本堂は、(後でわかったことだが)バスツアーで巡礼している参拝者の集団に「占拠」されていて、一般な参拝者は参拝することもためらわれるほどであった。

小湊鉄道に戻り、安房中島でいすみ鉄道に乗り換え、そのまま安房鴨川のホテルに向かう家内と別れて国吉で下車し、32番札所の清水寺に向かう。バスはなく、歩くと片道1時間以上かかってしまい、ホテルの夕食に間に合わなくなってしまう可能性がある。ネットの情報では、売店が営業している時ならば、自転車を借りられるらしいので聞いてみると、無料で借りることができた。ただなので文句は言えないが相当ボロい自転車である。それ以上に問題は、前輪に十分空気が入ってないことだった。果たして戻ってくるまで空気が持ってくれるか心配しながら札所に向かう。途中から風雨が強くなるが、雨具とザックカバーで完全武装しているので問題はない。

札所に近づくにつれて雨も止んでくる。札所手前の急坂は自転車を置いて歩いて進む。たどり着いた清水寺は笠森寺と異なり参拝者の少ない静かなところであった。参拝を終えて駅に戻るが、通ってきた道なので迷うこともなく、予定時間内に帰ることができ、今日の予定を終える。いよいよ残された札所はあと1箇所のみとなった。
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