旅の終わり
最後の乗車となるであろう急行はまなすが函館駅に停車した時に目覚める。前2回の時は長万部から乗車したために寝入った直後で起きられなかったが、今回は苫小牧から乗車して一眠りした後なので自然と目が覚めた。ここで進行方向が逆になるために機関車の付け替えをするのでホームに出てみる。今まで先頭だった青い機関車が切り離され、新たに前方となる客車の前に赤い機関車が接続される。両方を見ようとホームでは大勢の鉄ちゃんが右往左往している。
私も両方を見てから青森までに一寝入りしようと自分の席に戻ろうと自由席車両を通ると、こちらはがら空きでワンボックスがそのまま独り占めできてしまう。満席状態の指定席よりよっぽどいいやと青森まで寝ていくことにした。
まだ暗い時間に青森に着くと最後の急行はまなすの旅も終わりである。下車時に隣の車両が横になれるカーペット車両だったので覗いてみる。1両しかなく、販売直後に売り切れるという超人気指定券で、今回は最後のチャンスということで1ヶ月前の朝から駅で並んだのだが(この列車はえきネットの対象外)、三番の予約券でもダメだった。
青森駅から新青森駅までの乗り換えは毎度不便であるが、これも今回が最後となるだろう。新青森駅では北海道で買い損ねたお土産を買う。北海道旅行で青森の土産というのも妙なものだがやむをえない。ここから後は新幹線に乗って帰るだけだ。午前中に東京に着くので、途中で寄り道も可能なのだが、鉄道はもう乗り飽きたというのが正直なところである。
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