マラソン応援と辺野古埋立反対デモ
息子がハーフマラソンに出るというので応援に行く。去年は一緒に青梅30キロにでたものだが、そのレースで自分の限界を悟り応援に専念することにしたのだ。
6キロ過ぎの環八と目白通りが交差する地点はここから豊島園を往復する9キロ地点にもなっていて応援するには絶好の地点である。早めに着いて待っていると、先頭切って走ってきたのは市民ランナーの星であるあの川内選手であった。さすがに後続を早くも大きく引き離していた。
しばらくすると大勢のランナーが団子状になってやってくるようになる。こうなると息子を探すのもむずかしくなってくる。だんだんとランナーもまばらになってくる。いくら何でもこんな後方にはいないだろうと、豊島園から戻ってくるランナーを見る場所に位置を変えるが、既に通りすぎてしまったのか、息子を発見することはできなかった。
早々とリタイヤしてしまったのではないかという心配もあったが、とにかく18キロ地点まで行ってみようと自転車を走らせる。早いランナーは既に通過してしまったが、運良く息子の通過には間に合って声をかける。慌てて写真も撮ったが、前からは間に合わず後ろ姿となってしまった。
ゴールにも行ってみたのだが、既にゴールしてしまったのか、姿は見付からなかったので、諦めて帰宅する。
家に戻ってしばらく休んだ後、新宿のアルタ前で開かれる辺野古埋立反対の集会に向かう。昨日の反原発集会の最後に挨拶に立った辺野古埋立反対運動リーダーの山城さんが沖縄から駆けつけるのだからさぞかし大勢の参加者があるだろうと思ったのだが、あにはからんや、昨日の参加者の10分の1以下だった。きっと昨日の集会に参加した人は疲れて今日はお休みしている人が多いのだろう(両方の集会に参加する人はほとんど重複しているだろうから)。
集会の方は山城さんのパフォーマンスあふれる挨拶で大いに盛り上がる。山城さんが東京の集会に参加できるのも安部政権の和解受け入れで辺野古が一時休戦になったためだが、参院選が終わったら安部政権が本性をむき出しにして工事再開を行うのは目に見えているのだから、また厳しい闘いが始まるのだろう。
集会後のデモは新宿駅のまわりの一週するのだが、途中の大成建設が入っているビルの前では毎度のことであるが、抗議の声をあげる。というのは辺野古埋立工事を請け負っているのが大成建設だからだ。
沿道の通行人が無関心なのは毎度のことではあるが、国に対して声をあげるのはけっして無駄ではない。今回の国の和解受け入れも参院選対策という一面があるのも事実ではあるが、沖縄での闘いとそれに連帯する全国の闘いがなければ絶対に実現できなかったのであるから
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