お墓参りと反原発集会
お彼岸は沖縄旅行だったので、1週間遅れのお墓参りに家内と行ってきた。途中にある森林研究所の敷地が有料で開放されており、早咲きの桜もあるということなので入ってみる。ソメイヨシノは全然咲いてなかったが、彼岸桜は七分ほどは咲いていた。
墓参りを済ませて、土日は運行するバスで駅まで戻るつもりだったが、待時間がだいぶありそうだったので、結局歩いて帰る。
高尾駅近くのお店で定番となっている高尾わっぱを食べてから、京王線で新宿まで出て乗り換えて原宿で下車する。代々木公園で開かれる反原発の集会に向かうのだが、めずらしく家内も同行することになった。。
集会は三万五千人の参加者と盛況だった。最後の挨拶が沖縄から駆けつけた辺野古の闘いのリーダーである山城さんの番となったときは盛り上りは最高潮に達した。
集会後は渋谷駅近辺のデモに移る。戦争法や辺野古埋立反対に比べれば共感が得られやすいはずなのだが、沿道の反応は鈍い。デモ参加者は中高年、沿道の歩行者は若者と対照的である。業を煮やして、交差点で待っている若者の目の前にプラカードを突き出してみたが、暖簾に腕押しであった。
原宿駅の手前でデモは解散となったが、原宿駅は竹下通りからやって来る若者で溢れて全く入場ができない。そこで隣の代々木駅まで歩くことにしたが、後ろを歩いている若者が「代替手段がない以上は、現状のままいくしかない」と反原発を批判しているかのようであった。「ドイツがエネルギー政策を原発から再生可能エネルギーに舵を切れたのだから、日本ができないはずがない。もっと勉強してから物を言え!」とどやしつけてやりたかったが、家内もいたのでやめておいた。それにしても、体制側の意見を無批判に受け入れてしまう若者の風潮は嘆かわしいことである。
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