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2016年4月30日 (土)

能郷白山

今日の行程は長丁場なので6時前には宿を出る。今日は昨日とは打って変わって暖かい行楽日和との予報だったが、朝はやはり寒く感じる。

途中に道路情報板があり、峠の手前で冬場(5月10日まで)は通行止めとなっている。一瞬動揺したが、ゲートが閉まっていれば自己責任で乗り越えればいいだけだと気持ちを切り替える。ところが、名古屋や大阪ナンバーの峠越えをすると思われる車がどんどん追い越していくし、ゲートも最後まで現れなかった。多分雪解けの遅い年の期間にあわせて通行止めとし、その間は道路管理に必要な点検はしないので、道路を通る人は自己責任でやってくれということなのだろう。

登山口までの標高差は850メートルあるが、走行距離も40キロ以上あるので、さほど急な登りもなく峠直下まで来たときに後輪に異常を感じた。車軸を固定する留め具が振動のためか外れてしまい、危うく脱輪するところであった。7年近くロードレーサーに乗ってるが、こんなことは初めてである。そういえば、昨年のGWも碓氷峠直下でチェーンが切れるアクシデントがあったんだ。どうもGWの峠越えは鬼門のようである。

さあてどうする。異常を感じた直前に外れて落ちた可能性が高いので、少し戻って探しながら歩くが見つからなかった。雑品袋の中身を全部出してみるとカラーテープがでてきた。これで車軸の両側を固定すればなんとかなりそうである。おまけにカラーが自転車と同じ黒なので目立たなくてすむ(まあそれはどうでもよいことだが)。峠直下のやや急な登りでは、体力的には漕いで登ることも可能であったが、応急修理した部分に刺激を与えたくなかったので、自転車を降りて引いていった。

思わぬアクシデントで予定よりもちょっと遅れて10時半に峠に着く。たくさんの車が停車していてなかなか人気のある山のようである。腹ごしらえをしてすぐに出発する。頂上までの標高差は600メートルだから2時間はかからないだろう。

最初はかなりの急勾配だったが、だんだんと傾斜が落ち、頂上付近は比較的平らなアップダウンが続くようになる。ちょうどお昼に三角点につくが、三角点以外にさ頂上の標識がなにもなく、寂しい頂上である。
能郷白山
双耳峰のもうひとつの方には社があり、大勢の人が休んでいたので行ってみるが、こちらにも標識らしいものはなかった。
能郷白山

下降に移ると、正面に昨年登った100名山の荒島岳がよく見える。深田久弥は荒島岳と能郷白山のいずれを100名山に選定すべきかで悩んだが、能郷白山から望む荒島岳が気品のある山であったために選定したとのことであるが、そんなものかなあという程度が私の印象である。それはともかくとして、昨年荒島岳を登った後に能郷白山を登るつもりでいながら、諸般の事情で登れなかったものが、リベンジできたのは喜ばしいことであった。

峠への下りは急勾配なこともあり、1時間足らずででき、いよいよ応急修理した自転車での下降開始である。応急修理した部分への振動を抑えるため、極力スピードを落として下降するようにした。応急修理した部分には常に注意を払ったが、特に問題なく30キロを降りきって樽見駅に着く。

樽見鉄道に乗って終点の大垣で下車して駅前の自転車屋で紛失した車軸の留め具を買い求めようとしたが、ないと言われる。レンタサイクル店ではロードバイクの部品などないのが当たり前かもしれないが(修理とも書いてあったので、もしやと期待したのだが)、明日のツーリングはどうしたものか

大垣から桑名まで乗った養老線は日本では珍しい袋に入れずに自転車のまま車内に持ち込めるサイクルトレインであったが、肝心の自転車がむきだしにするのは憚られる状態にあるのは皮肉なものである。

松阪に着いたのは9時近かったが、せっかく松阪に来たのだから本場の松阪牛を食べなければとネットで調べたなかのリーズナブルとされる店に行ってみた。自分としてはステーキを食べるつもりだったのだが、どういうわけか焼肉屋だった(手前のステーキ屋は9時閉店だった)。まあいいか、というわけでアクシデントにもかかわらず、予定をほぼ達成できたことを祝ってまずは生ビールで乾杯する。味覚音痴の自分は本場の味についての言及は差し控えるが、腹いっぱいになたことだけは間違いない。

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