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2016年6月14日 (火)

熊本ボランティア最終日

公共交通機関を利用して益城のボランティアセンターに行くのは非常に敷居が高いのであるが、路線バスが一部不通のままとなっている現状では空港行きのリムジンバスを途中下車して三キロ近く歩いていくしかない。そんなわけで、始発のバスに乗り込み空港方面に向かう。

途中下車したバス停では、私と同じ目的の人はいないかと思ったが、下車したのは私一人だった。ボランティアセンターでは私が一番乗りだったが、益城センターでは「継続」の人(益城のセンターを利用したことがある人)の方が先に手続きを行うことになっているようなので、早く行った甲斐はなかった。継続の人と新規の人を平等に扱う熊本市のセンターのやり方の方が合理的に思えるのだが

今日は久し振りの好天で真夏日となることが予報されていたし、連日の重労働を炎天下で行ったらグロッキーとなる懸念もあったので、屋内の軽作業でお茶を濁し益城で活動をおこなったという実績だけ残せればいいやと考えていた。結果的には屋外作業とはなってしまったが、集積場での分別という「軽作業」にありつけたので、まずまずであった。

10人という大勢で手掛けたので、思ったより早く作業を終えることができた。分別したうちの瓦礫はパワーショベルであっという間にダンプの荷台に運ばれ、重機の威力をまざまざと見せつけられた。
熊本ボランティア最終日
なおメンバーの中には神奈川から来た高校生三人がいたことは特筆すべきことであった。しかも費用はアルバイトで捻出したとは泣かせるではないか。このような気概のある若者がいるのであれば、日本の未来もまだまだ捨てたものではないという気がした。

センターから空港までの5キロほどは交通機関がないので歩いて帰るつもりだったが、メンバーの一人が車で送ってくれるというので好意に甘えることにした。その結果、時間的な余裕も出ることになったのて、空港の手前にある日帰り温泉で汗を流し、汗まみれで飛行機に乗ることは避けることにした。

日帰り温泉から空港までは2キロほどあったが、日もだいぶ低くなっていたので、ほとんど汗をかかずに空港に着くことができた。

これで今回のボランティアはほぼ予定どおり終えることができたが、現地のニーズはまだまだ高いので、普通ならば来月あたりにまた熊本ということにるのだが、参院選が終わると安部政権が辺野古埋め立て工事を再開する可能性が高く、埋め立て工事阻止のゲート前座り込みもまた行う必要がでてくる。さすがに熊本と沖縄の両方に行くわけにもいかないので、どちらかに絞らなければならないが、悩ましいところである。

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