穴山合宿+横尾山ハイキング
所属している国際交流のNGOの会員が山梨の穴山に移住してカフェを営業しているので、その話を聞いたりする合宿に参加する。
会場にはスタッフを含めて30人近くの参加者があったが、スタッフ以外のメンバーを見て驚いた。いつもそのNGOに私が参加しているグループはだいたい同年輩の人が多かったので、今回もそんなもんだろうと思っていたが、なんと自分の子供の世代の者がほとんどで、場違いの所に来てしまった気もしたが、若い人が、国際交流やボランティアに関心を持ってくれることは好ましいことでもあるし、普段はあまり経験したことがない環境に身を置くのも悪くはないかなと思い直した。
最初に穴山でカフェを開いている会員がカフェを開く経緯と現地での村おこし活動の報告とさらにはNGOとの関わりについての話があり、次にグループディスカッションが行われた。
その後にカフェの見学を兼ねての穴山散策の後、夕食と入浴を挟んで、翌日見学及び体験する農場のオーナーである移住就農者の話しがあった。
懇親会は遅くまでおこなわれたようであるが、私は翌日の行事には参加せずに、近くに移住した昔の山仲間とハイキングに行くことになっており、早朝に出発しなければならなかったので、11時には寝袋に入ってしまった。
翌朝は6時前に公民館を出て、中央線に乗って隣の日野春で下車し、昔の山仲間とその連れ合いの車に便乗させてもらって信州峠に向かう。目的地の横尾山は聞いた時は初耳であったが、調べてみると山梨百名山にも選ばれているし、展望にも恵まれているということだったので、かつてシーズンには毎月のように通ってクラックを登ったミズガキ山の眺望も楽しめるのではないかと興味が湧いてきた。
信州峠からの登りはハイキングにしてはきつい登りであった。しかし、それもわずかのことで、じきになだらかになって展望のきいたカヤト原に着く。富士山、南アルプスから八ヶ岳、奥秩父まで360度の眺めがほしいままであったが、期待していたミズガキは逆光のために陰影がはっきりしない状態であったのは残念であった。
頂上はそこから大した登りもなしにダラダラ歩いた先にあったが、まわりの樹木の成長が急なためか、先ほどのカヤト原に比べると眺望は格段に劣っていた。
頂上でしばらく休憩した後に下りにかかると、かなりのハイカーが登ってくる。人気のない山と思ったのは間違いで、かなりのハイカーを迎えている山のようである。
午前中に下山できたので、入笠山も登ってしようかとも思ったが、尾白温泉に誘われたこともあり、この暑さの中を登山することに嫌気もさしてきたので、温泉に入って今回の山梨訪問を終えることにした。
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