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2016年8月28日 (日)

御坂山塊縦走

出戻りの台風10号が週明けに本土接近しそうだが、土日はそれほど影響はなさそうなので山に行くことにする。遠出が続いたので、今回は近場にするつもりだが、はてどこに行こうか?そこで思いついたのが富士五湖を取り囲むように位置している御坂山塊の縦走である。なぜ思いついたかというと、今年の春に知り合いと中央線の初狩駅から清八峠に登り、そこから東に道志山塊を歩いたのだが、清八峠から南に三ツ峠に続く尾根と西に富士五湖を取り囲む尾根も歩いてみたいとその時に感じたことを思い出したからである。

河口湖までは往復乗車券とほぼ同じ料金の富士五湖フリー切符を利用する。この切符は富士五湖周辺のバスも利用できるので利用次第ではかなりお得である。三ツ峠登山口まではフリー切符を利用してバスに乗る。最近は同行者の車に便乗してもらってばかりいたので、バスで三ツ峠に行くのは久しぶりである。天気予報が変わって土曜は雨模様となってしまったが、バスはそこそこの数の登山者が乗っていた。

三ツ峠は若い時から、クライミングの練習に相当の回数来ているのだが、頂上に登ったのはひょっとすると今回がはじめてかもしれない(頂上直下の小屋までは来た記憶はあるのだが)。
Dsc00441
頂上から小屋に戻って清八峠方面の道に入ると途端に人に会わなくなる。雨は次第に本降りとなってくる。雨はうっとうしいが、夏の低山ではガンガン照りよりはマシかな?ただペースはどうしても鈍り、最低でも今日中に越えようと思っていた御坂山塊の最高峰である黒岳に達するのは難しくなってきた。

黒岳手前の御坂峠に着いたのは5時を過ぎてしまい、稜線上に水場がなく、水を確保する必要があることから、黒岳は明日に回して水場を探しに峠から一度降りなければならない。しはらく降りて行くと、左側が谷状になってきたので、水が流れているかと期待したが、涸れ沢であった。さらに降りて行くと堰堤が次々と現れてくるが、相変わらず水は流れていない。まだ渇水期ではないはずなのにどうしたことだろうか。対岸に林道が現れ、橋がかかっている所まで降りるとようやく水が流れていたので早速テントを張るが、その頃には土砂降りとなってきた。

一晩中振り続いた雨も夜明け前には止む。天気予報では富士五湖は日中は雨は大丈夫な見通しだったので、予定通り出発することにした。雨を吸って重くなった装備を担いで、1時間強をかけて御坂峠に戻る。黒岳、節刀ケ岳と順調に進んだが、時間は既に12時を回っていた。
Dsc00443黒岳

Dsc00448節刀ケ岳

当初の予定では、本栖湖近くまで御坂山塊を西に縦走するつもりだったが、これから先には魅力的なピークも見当たらないので、下山の準備に入ることとして、十二ケ岳を目指して南に進路を取る。

十二ケ岳の中腹にある岩場は何回か登ったことがあるが、頂上は今回が初めてである。頂上直下には10メートル位の岩場があって何本もロープがぶら下がっている。これまでは一般コースの鎖や固定ロープのある箇所で緊張したことなどなかったが、この日はどういうわけか少々緊張してしまった。岩場が雨で濡れていたためだと思うが、少し焼きが回ってしまったかな。
Dsc00449
十二ケ岳から先は毛無山まで縦走して河口湖に下降するつもりだったが、道がよくないらしいので、十二ケ岳から西湖に直接降りることにした。最初は滑りやすい急斜面に固定ロープが連続している。ロープなしでも降りられそうだが、安全のためにあるものは全て利用させてもらう。その後は尾根が広くなってきて西湖も真下に見え始める。さらに下降を続けると路線バスらしき車が通りすぎたのが道路のすぐ上から見えた。バス停で確認すると、数分前に河口湖駅行きのバスが発車しており、次のバスは1時間後である。その時、振り返ると、時刻表には載ってない河口湖駅行きのバスが来るではないか。手を挙げて聞いてみると、そのバスは新たに運行した周遊バスで、フリー切符での乗車は可能であるが、あちこちに立ち寄るので、時間がかかるという。いくらあちこちに立ち寄ったとしても、1時間待っよりは早いだろうと乗り込むことにした。その結果、新宿行きの快速にぎりぎりで間に合ったのはラッキーだった。

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