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2016年8月15日 (月)

18切符を利用したJR北海道全線乗車達成

今回は行きに函館本線の支線と日高線の開業区間を乗ってきたので、帰りに根室本線(根室〜厚岸が未乗車)から石勝線を乗り継いで行けばJR北海道の全線乗車が達成されることになる。

北海道からの帰りは根室を朝8時過ぎに出れば特急と新幹線を乗り継いでその日のうちに帰ることもできるのだが、今日はUターンの影響でまだ新幹線が混雑しているだろうし、朝方に根室沖を通過する台風の影響で朝早くは根室駅まで行くのも難渋しかねないので、昼近くの列車でゆっくりと出かけることにした。

せっかく18切符が使える時期だから急ぐ旅でもないので、のんびりと行くことにしたが、ここで問題となるのは以前によく利用した夜行はまなすが北海道新幹線廃業とともに廃止となったために道南と本州を普通列車で連続して旅することは困難となってしまったことである。そこで道東と道央のみで18切符を利用することにしたが、さらに問題となるのが、1駅区間だけ未乗車となっている新得〜トマム間を乗車するために石勝線に乗る必要があるのだが、石勝線は新得〜新夕張間は特急しか走ってないということである。もっとも18切符の乗車ルールの特例として同区間に限っては18切符でも特急自由席に乗れることになっているそうだ。ただし、この特例には制限があって、特例対象区間を越えて乗車してしまうと特例は一切適用されなくなってしまうので、先の区間まで行きたい時は、一度下車して先の区間の乗車券と特急券を買なければならなくなることである。

今回の場合にさらにハードルを高くしているのは、新夕張に着くのが夜遅くなるため、一泊しないことには先に進めないことである。(新得発の次の最終特急があるのだが新夕張には停車しない!)。ところが、新夕張は特急停車駅にもかかわらず、調べた限りではホテルなどはなく、また田舎の駅ではないので、駅で仮眠するわけにもいかない。18切符利用は新得までかと諦めかけた時に妙案が浮かんだ。千歳駅前にネットカフェがあるようなので、そこまで自転車で行けばよいのである。数時間はかかるようだが、ネットカフェなら何時に着こうが問題はない。

パズルを解くように試行錯誤を行って18切符を最大限に活用する解決策を見つけだした。こんなことに熱を入れるようでは自分の鉄っちゃん度もだいぶ高いといとの言えるかな?まあそれはともかくとして、復旧予定のない日高線の運休部分を除き、JR北海道全線乗車は18切符を利用して達成されることになった。

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