ランタントレッキング( 携帯版) シンゴンパまで
標高2000メートル弱のドゥンチェから標高3300メートルのシンゴンパまで標高差1300メートル余りを6時間かけてゆっくりと登っていく。パーティー編成は私の他にガイドとポーターの3人である。二人ともカトマンズから同行している。ポーターはできれば現地雇用した方が、復興に寄与できるのではないかと思ったのだが、まあカトマンズからでもネパール復興に多少なりとも寄与するだろうから、いいことにしよう。
倒壊しているロッジは見かけられず、地震の爪痕は全く感じられない。トレッカーも結構入っているが、日本人には1人も会わない。日本人の習性として人気の高いエベレスト方面に集中してしまうのと、地震被害の報道が足を引っ張っているためだろうか
ガイドが後半に少しバテ気味となったが、その分だけ楽をさせてもらった。シンゴンバにいくつかのロッジがあり、事前に調べた情報では携帯利用可というロッジ(但し、私が宿泊するロッジ以外であった)に入ってみたが、私の携帯ではつながらなかったし、wifi利用可能と書いてある所でもネットに繋げることはできなかった(ところが、A翌朝になると電波状態が良くなったのか、音声通信のみならずパケット通信までできるようになったので、それで送信ができた)。
夕食までの自由時間は景色も見飽きたことでもあるし、個室に閉じこもってボランティアでやっている点訳の仕事をやったり、明日からは富士山よりも高い標高での生活が続いて禁酒を余儀なくされるので、ドゥンチェから持参したウィスキーの小瓶を空けて最後の酒を楽しんだりした。集会場で他のトレッカーと交流すればよいのだが、日本人はいないし欧米人と英語でコミュニケーションするのは疲れるのである。こういう時には、もう少し英会話を勉強してよけばよかったなと反省もする。
食堂での夕食後に別棟の個室に戻るために外に出ると満天の星空である。外気も相当冷え込んでおり、高所用の羽毛服を持ってきたのは正解であった。
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