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2016年11月 8日 (火)

ネパールから帰って

昨日はドーハでの約7時間の待ち合わせを含んで合計24近くをかけて深夜に帰宅したが、さすがに10日近く留守をしていると仕事もたまっており、朝から顧客先に出向かなければならないが、時差ボケもなく社会復帰ができそうだ。

今回は久し振りのネパールだったが、心配していた地震被害からも順調に回復しているようで一安心であった。カトマンズの街は観光客で賑わっており、地元民の集まる「下町」も活気に溢れていた。山岳地帯も今回訪れたランタン方面はあブローチも含めてインフラは回復しており、トレッカーもかなり入っている状況で、観光業が一大産業であるネパールにとっては喜ばしいことである。

ただそういった観光客は欧米人が中心で、日本人は今回のトレッキング中は一度も会わなかったし、カトマンズの繁華街でも見かけることは稀であったことが気にかかった。

日本人が激減している理由としてはひとつにはボランティア精神の欠如があげられる。地震直後からドイツを中心とした欧米各国は震災復興を目的として積極的にネパール観光に力を入れてきたそうであるが、これに対して日本は東北大震災では世界中から支援を受けたにもかかわらず、他国の災害に対しては支援しようとする姿勢が乏しいようである、これは国民性であろうか

日本人観光客激減のもうひとつの原因としては情報提供不足もあげられる。今回見てきた限りでは、山間部を含めて現地の観光客受け入れ体勢は十分に回復しているにもかかわらず、そのことが日本国内には伝わらず、これがネパール訪問に二の足を踏ませることにつながっていると考えられる。

そのようになった大きな原因は従来ネパールの観光やトレッキングを手掛けてきた日本の旅行業者やそれらに関して情報提供を行ってきた出版業者等にあると思われる。昨年の震災以降、トレッキングツアーは軒並み中止になり、今年になって再開したところもぼつぼつ出始めてはいるが、依然として中止しているところもあるという状況に加えて山岳雑誌でもネパールの復興状況の紹介が不十分なことも重なって、ネパール訪問を躊躇させているのではと推察される。

ネパールの現状を見てきた自分が行うべきことは、ネバール復興の現状紹介と支援につながるネバール観光の意義について、メディアを利用して広く知らしめることだと思うので、その具体的な方法についても検討していきたい。

今回、訪れたゴサイクンドはランタン方面ではあるが、「世界で一番美しい谷」と言われたランタン谷そのものではない。ランタン谷はゴサイクンドよりも高度も低くロッジ間の距離も短いので、もっと年を取ってからでも(今でも十分年は取っているが)機会があれば行ってみたい。

ネパールの主なトレッキング地域で残されているのはアンナプルナ内院なので、ここもぜひ行ってみたい。単なるトレッキングでもよいが、これが最後となるだろうからピークハンティングも併せて行なえれば、それに越したことはない。

その他に行ってみたいところもいろいろあるが、中でも2009年に計画しながらケガで断念した中国シルクロードからインド大陸を経由してチベットに至るルートは登山トレッキングではないが、ぜひ行ってみたい。そのうち、真ん中のインド・ネバールは2013年に仏跡訪問で通っているので、残りの区域をそれぞれ2週間程度でケリをつけてしまいたい。

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