熱海・湯河原観梅ツアー
湯河原にはかなり以前に家内と観梅に来たことがあるのだが、その時は時期が早すぎて失敗したし、その後に桜や紅葉見物した時も見頃を外すことが多かったので、今回は保険をかける意味で熱海と湯河原のハシゴとして、どちらかが見頃となればよいというつもりで出かけることにした。
初日は熱海泊まりなので、珍しくゆっくりとしたスケジュールである。熱海で乗り換えて来宮で下車して熱海梅園に向かう。事前の情報では熱海は見頃を過ぎてしまい、湯河原が見頃ということだったので、ほとんど期待していなかったが、予想どおり、遅咲きの梅が咲いているだけで、大半の梅は見頃は終わっていた。
ひととおり園内を回ってからホテルに向かう。今日のホテルは海岸沿いにあるので、かなり歩かなければならないが、下り一方なので楽ではある。ホテルの近くまで来たときは、一見したところではショボいホテルという印象を受けて外れかなと思ったが、こじんまりとはしているものの、コストパフォーマンスは良く当たりであった。花火を見るには好立地なので、今度は孫を連れて来てみたい。
夕食後に海岸沿いと繁華街を散歩してみたが、土曜日だというのに人通りもなく、飲食店もほとんど閉まっていて寂しい限りである。熱海がかっての賑やかさを取り戻すことはもうないのだろうか
翌朝は早起きして一人で伊豆山神社にでかける。登り口までの三キロ弱はジョギングで行ってから800段以上もある石段をかけ上がるつもりだったか、早く左折し過ぎたために石段ではなく急坂を登ることになってしまった。ただ傾斜が半端でなく急だったため、ジョギングではなく歩きになってしまった。
最後は石段と合流して登りきると伊豆山神社の境内にたどり着いた。源頼朝と北条政子がデートしたと伝えられれる歴史のある神社で、熱海市街地が一望できる展望の良い場所でもある。
神社の前からは熱海駅行きのバスを利用したので、7時半の朝食時間には若干の遅れだけですんだ。食後は東京マラソンを折り返し点まで見てから駅に向かう。
湯河原は梅祭りの最中で見頃の時期に当たっているため凄い人出であった。さすがに昨日の熱海とは違って梅は見事であった。
梅も楽しめたし、そばとおでんで腹も満たしたが、まだ時間は12時を少し回っただけである。そこで家内は御殿場に回ってアウトレットに寄ることになり、私は幕山頂上まで足を延ばすことにした。
途中の岩場でクライミングをしている人を眺める。自分自身も湯河原の岩場を数えきれないほど登ったが、もう登ることはないだろうし、湯河原の岩場にあれほど通いながら来たことがなかった幕山にも登り、満開の梅も見られたので、湯河原にも二度と来ることはないだろう。
登山道も山頂も大にぎわいであったが、人の多さに嫌気がさしたので、同じ道は戻らずに真鶴方面の道を下ることにした。緩やかな下りで長い道だったので、ジョギングで下っていった。
小田原から先は時間があったので寄り道して、関東地方ではJR私鉄を通じて唯一の未乗車路線であった大雄山線にも乗車してくる。終点の大雄山駅から小田急線の開成駅までは三キロちょっとあるので、この日三度目のジョギングとなってしまい、盛り沢山の1日であった。熱海梅園
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