数年ぶりのレース復帰
2年前に青梅30キロをゴール目前で関門リタイアとなって、もうマラソンからは足を洗ったつもりになったのだが、昨年息子が参加した「練馬こぶしハーフマラソン」の応援にいってみて、これならば場所も近いし距離も短いので参加してもいいかなという気になってきた。昨秋に申し込みを行い、正月前から少しずつトレーニングを始めたが、なかなかスピードが戻らず、制限時間2時間30分以内でゴールできればいいやくらいの気持ちで本番に臨むこととなった。
当日はあいにくの朝からの雨降りとなり、終日止まないとの予報である。以前の50回近い参加レースで雨の中を走った記憶がなく(悪天等で中止となったことは数回あったが)、雨のレースは初体験かもしれない。今年も参加する息子と一緒に家をでるが、息子は仲間と合流するということで、光が丘の会場で息子と別れて一人になる。
久しぶりのレース参加ということもあって準備に手間取った上、スタート直前にトイレに行ったために最後尾近くからのスタートとなる。そのためスタート地点まで6分以上かかり、制限時間内にゴールできるか少し不安になる。スタート地点を過ぎても渋滞が続くため、キロ7分というゆっくりペースを余儀なくされる。昔は前方からスタートしていたこともあって、キロ4分ちょっとの自分としては早いベースで飛び出したものだが、スピードがなくなってしまった今は、エンジンがかかるまではこのくらいのベースがいいのかもしれない。
数キロすると渋滞も多少はバラけてきたため、キロ6分のペースはでるようになり、前を行くランナーを次々と追い抜けるようになり、楽しく走ることができるようになる。10キロを過ぎてもキロ6分を切るペースを維持できていたので、さらにベースを上げようとしたが、スピード練習をしていないせいか、それ以上のベースアップはかなわなかった。それでも最後までペースが落ちることもなく、さほど苦しむこともなくゴールすることができた。ネットで2時間7分56秒という記録はけっして満足できるものではないが、復帰第一線としてはよしとしなければならないだろう。
今後の取り組みとしては、今の力を維持して、たまに参加するレースを楽しむというのもひとつの選択だろうが、もう一度、自分の限界にチャレンジするというのもありかもしれない。三年計画で70歳でのフルのサブフォーを目指すというだいそれた夢が沸々と沸き起こってくるが、果たしてどうなることだろう。
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