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2017年3月 5日 (日)

原発避難地区周辺南部を行く

そろそろ原発事故から6年となるが、2011年の1月に日本列島海岸線踏破を目指して福島県の久ノ浜まで北上し、4月の桜の時期に石巻あたりまで足を延ばそうと思っていたら、大震災でそれどころではなくなってしまった。その後、太平洋海岸沿いの踏破は北は根室から南は佐多岬まで全て踏破したが、原発事故による立ち入り禁止区域だけは空白地帯が残されてしまった。原発周辺の立ち入り禁止は恐らく私が生きている間は解除されないだろうから、原発を大きく迂回しても道を繋げざるを得ない。ただ直進すれば数時間で通過できる立ち入り禁止区域も事故当日の風向きの影響で放射能が北西方向に広がったため、そこを迂回するとなると二日がかりとなってしまう。そこで今回はまずは迂回コースの南部をやって磐越東線に抜け、そこから先は来週まわしにすることにした。

常磐線は竜田駅から先は放射能の影響で不通となっているため、ここから久ノ浜まで南下し、そこから南の海岸線は踏破済みなので、西に進路を取ることにする。実は昨年の震災五周年の時に石巻から南相馬までは自転車で走破し、そこから竜田までは代行バスで通過し、そのあとは原発に可能な限り接近してから、今日のコースを通る予定だった。ところが、自転車がパンクしただけならともかく、空気入れまで壊れてしまい、やむなくリタイアとなってしまったので、今回はそのリベンジにもなるのである。

竜田駅前の店は相変わらず閉まったままで、あの日から時間は止まってしまったかのようである。久ノ浜までの道はなるべく海岸線近くを通るようにしたので、結構時間がかかってしまった。

久ノ浜のコンビニで昼食をとってから海岸線を離れて原発事故立ち入り禁止区域の大迂回コースに入る。しばらくするとナビのルートが激しく屈曲するようになり、ナビに忠実に従おうとすると右往左往してしまい、30分ほど時間をロスしてしまった。そこでおおよその方角だけを定め、細かいコースは無視して進んだら、ようやく袋小路から脱出することができた。

大迂回コースは内陸部のコースではあるが、大した登りはあるまいとたかをくくっていたら、緩い傾斜ではあるが、夏井川沿いに登りが延々と続き、標高にして500メートル近く登ることになったので、距離の割には結構時間がかかってしまった。夏井川渓谷は下流の方は梅が見頃となっていたが、上流は冬の眠りから覚めてないようで殺風景な状態であった。新緑や紅葉の頃は見応えがあるのだろうが

いわき市から小野町に変わるあたりから登りもなくなって平坦になってきたのでスピードもでるようになった。ようやくコンビニも現れたので腹ごしらえをする。食事をしながらこれからの作戦を練る。18切符で帰るためには、今日のゴールである船引に19時過ぎに着かなければならないが、距離は20キロちょっとあるのに対して、残された時間は1時間ほどしかないのでちょっときつい。そこで後10キロほど走って、残りは次回にまわすことにした。

コンビニを出てしばらくすると小野新町の駅があったが、もう少し先まで足を延ばすことにした。しばらく走って、どこの駅まで行こうかとグーグルマップを出して見たところガーンである。線路に沿って走っているものばかりだと思っていたら、ゴールに予定していた船引までは線路とかなり離れた道を進んでしまっているではないか。最寄り駅までのコースを検索すると船引までの距離の3分の1くらいだったので、これなら大丈夫だろうと進路を変えると、いきなりの山越えである。距離の割には時間がかかり、最寄り駅が見えてきた時には、乗るつもりだった電車がホームに滑り込んでくるではないか。タッチの差で乗り遅れてしまったが、次の最終に乗っても郡山から新幹線を利用すれば今日中には帰れるやけだから、気持ちを切り換えて、新幹線代は余計にかかるものの、予定通り船引まで行って次回の行程を楽にすることにした。

最終は1時間半以上後なので時間をもて余すのではないかと思ったが、船引までも結構時間がかかったことや、コンビニに寄ったり、駅の待合室で飲食をしたりしていたら、ちょうどいい時間に最終が来て、なんとか朝帰りせずに帰れることになった。

2017030521570600竜田駅

2017030521573200久ノ浜駅

2017030521575000夏井川渓谷




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